舛添氏疑惑の争点…これが例のホテルの領収書+「明細」だ!

舛添氏疑惑の争点…これが例のホテルの領収書+「明細」だ!

2016年06月14日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

舛添要一東京都知事の政治資金疑惑を巡り、きのうの都議会では4時間半にも及ぶ集中審議が行われた。
そこで集中的に追及されたのは、たびたびお伝えしてきた“正月の家族旅行”での会議疑惑。



もうご存じの方も多いだろうが、舛添氏は都知事になる前の2013年と翌14年の正月に、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月に家族で宿泊。
その費用を「会議費」として計上していた。
「会議費」とした理由として舛添知事は、家族旅行の合間に宿泊していた部屋で、出版社社長と政治的な会議を行ったと主張した。
質問に立った共産党の曽根議員は、当時の細かい事実関係を徹底的に問いただしていく。

Q、ルームサービスは頼んだ?
舛添「機密な内容だったので部屋のお茶か水しか出していない」

Q、宿泊費以外は含まれていないのか?
舛添「食事は宿泊費に含まれていた。マッサージ費も入っていたと思う」

舛添知事が収支報告書で公開しているのは、宿泊の総額のみが記載された領収書のみ。
「明細書はなかった」と説明したいたが、ここで曽根議員からこんな指摘が…

Q、私も 先日泊まってみたんです。明細のコピーを差し上げます。

予想外の“切り札”に、議場にいた他の議員もどよめいた。
実はとくダネ!取材班も検証のため、宿泊者から領収書を見せてもらった。
これがその、領収書だ。



ご覧のとおり、宿泊費の総額を記した領収書の上部には、費用の内訳を記録した明細書がついていて、切り離せるようになっているのだ。
これを見れば宿泊人数だけでなく、飲食や受けたサービス内容などもまるわかり。
これと同様の明細書を見せられた舛添知事は、先ほどの説明を撤回し、謝罪に追い込まれた。
それでも改めて続投の意思を表明し、「リオ五輪までは」と不信任案提出の猶予を求めた知事に小倉は…

キーワード: ニュース
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