山中アナ緊急取材! 絶望的な格差社会に生きるアフリカ・トーゴ共和国の少年

山中アナ緊急取材! 絶望的な格差社会に生きるアフリカ・トーゴ共和国の少年

2016年06月14日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

第43回となるFNSチャリティキャンペーンの今年の支援国は、西アフリカの大西洋沿いに位置するトーゴ共和国。
人口約700万人の小国だが、首都ロメの港は西アフリカ最大級の港として今、物流の拠点として急激に発達している。



しかし、その裏では格差が拡大し、国民の4割は、「1日の生活費が1ドル(105円)以下」という貧困にあえいでいる。

「世界最貧国」の1つに挙げられるトーゴの真実を、とくダネ!の山中章子アナウンサーが取材した。
トーゴの人口の約4割を占めるのは、15歳以下の子供たち。
その子供たちの2割近くが、親の死や貧困が原因でストリートチルドレンとして生活している。
山中アナが出会った12歳のマグワ君は、親が亡くなったため3年前から路上で生活していた。



日中、マグワ君は他の子供に交じって信号待ちする車に駆け寄っていく。
他の子は物を売って商売しているのだが、マグワ君が手にしているのは汚れたボロきれ1枚だけ。
両親に先立たれ、身寄りのないマグワ君は、売るための商品を用意できない。
そのため、車の窓ふきで小銭を貰っていたのだ。
だが せっかく稼いだお金も、その半分は体が一回り大きな2人組の子供に奪われてしまった。
同じ路上生活を送る最底辺の子供の間にも、格差が存在しているのだ。
山中アナはトーゴで出会ったマグワ君たちのようなストリートチルドレンの現状をこう話した。



山中「マグワ君は最初ちっとも笑顔を見せてくれませんでした。周りの大人たちが誰も助けてくれない中、一人で誰にも頼れず生きている。簡単に大人の私たちを信用することができないんですね。
ストリートチルドレンの中には「学校に行きたい」とか「仕事に就きたい」と思っている子も多いんです。
二度と路上に戻らないための支援、この子たちだけでなく次の世代も路上生活をしなくてもいい支援をしていければと思っています」

FNSチャリティキャンペーンでは、子供たちを救うことを目的に支援活動を行っています。
集められた募金は、ユニセフを通じてトーゴ共和国の支援に活用されます。
皆さまのご支援をお願いいたします。

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