舛添知事疑惑の“正月家族旅行”会議相手の社長はすでに死亡?

舛添知事疑惑の“正月家族旅行”会議相手の社長はすでに死亡?

2016年06月13日 (月)
公式ツイッター @web_tokudane

舛添要一東京都知事が先週金曜日(10日)に行った定例会見。
報道陣が、正月の家族旅行にまつわる疑惑をさらに追及した。



舛添知事は2013年と14年の正月に、千葉県木更津市の龍宮城スパホテル三日月に家族で宿泊。
支払った約37万円を「会議費用」の名目で計上した。
会議の相手は一体誰なのか?記者からは次々質問が飛び出したが知事は口を閉ざしたままだった。
分かっているのは「元新聞記者」の「出版社社長」だということだけ。

そこで、とくダネ!は、社長の経歴が元新聞記者の出版社を含め、舛添知事と関係が深いと思われる33の出版社に取材を申し込んだ。
その結果、ほとんどの会社が「我が社は該当しない」と回答。

さらに調査を進めると、一つの出版社が浮かび上がってきた。
それは競馬関係の書籍を発行する出版社で、社長は元新聞記者。
知事と様々な接点があることも明らかになった。



政治資金で飲食代として計上されていた「喫茶店での1万8千円」の領収書。
舛添知事は、「勉強会出席者への朝食代」と説明したが、勉強会の会場も、この出版社の会議室で行われていたことが判明した。
しかし、会社の登記簿を確認したところ、社長は去年11月に亡くなっていた。
そういえば、記者会見ではこんなやり取りがあった…。

記者「(会議の相手が)亡くなられているのではないのか、というような疑問も出たのですけど」
舛添知事「色々なご疑問もあるかもしれませんが、相手方がありますので、どうかちょっとこれはご容赦いただきたいと思います」

そこで、出版社社長が生前よく通っていた小料理屋の女将(おかみ)に取材すると、意外な事実が分かった。

女将「正月に会っているなんていう可能性はゼロだと思います。政治的なことは関わらない人だったので…」

話を聞いている最中、女将はポツリとこんな言葉を漏らした。

女将「死人に口なし…」

キーワード: ニュース
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