「味を盗んだ」「盗んでない」蒙古タンメン中本の分裂騒動

「味を盗んだ」「盗んでない」蒙古タンメン中本の分裂騒動

2016年05月27日 (金)
公式ツイッター @web_tokudane

人気ラーメン店がHPに他店を非難する異例の文章を公開。
秘伝の味を巡る“お家騒動”が発覚した。



おととい、ホームページに代表の直筆文をアップしたのは、激辛ブームの先駆けとも言われ、関東に16店を展開する『蒙古タンメン中本』。
その怒りの矛先が向けられたのは、去年4月に東京・蒲田にオープンした『旨辛系タンメン荒木屋』。



実はこの『荒木屋』をオープンしたのは、4年前まで『蒙古タンメン中本』で働いていた元社員。
退社後元社員は、のれん分け契約を結び『中本』の支店を開いたが、勤務態度などを理由に契約解除となり、店も閉店した。
一時は裁判沙汰にまで発展したが、元社員が「中本の類似メニューを販売しないこと」などを条件に和解が成立。
しかし、再び“激辛のみそラーメン”が売りの店を開いたことで騒動が再燃。
とくダネ!は2つの店を取材し、両者の言い分を取材した。

食い違う主張(1)メニューが似ている?

蒙古タンメン社長「お客さんの言葉とかインターネットを見て『中本と同じである』と…ほぼ類似メニューでしょ」
元社員「スープの炊き方も違いますし、麺の業者も味噌ダレも調味料なども全く違います」



『中本』の看板メニューの一つ、激辛の味噌ラーメンにたっぷりの野菜とゆで卵が乗った「味噌卵麺(880円)」。
一方、『荒木屋』にも、たっぷり野菜にゆで卵の「味噌卵麺(850円)」がある。
2つのメニュー、あなたは似ていると思うだろうか?

食い違う主張(2)秘伝のレシピを盗んだ?

元社員は『中本』で働いているとき「秘伝のレシピを使わない」秘密保持契約を結んだというが…

蒙古タンメン社長「契約を破り、味をマネしている」
元社員「外には漏らしていない。」

そこで、とくダネ!は、両方の店のラーメンを食べたことがあるという客に聞いてみた。
ラーメンマニアが感じた味の違いとは?

お客さん「難しいですよ…両方ともおいしい。ちょっと味が違うんですよ」

騒動の行方も気になるが、実は岸本哲也リポーターが意外なダメージを受けていた。

岸本「番組でプレゼンする前に食べておかないといけないと思って、深夜に2杯も…。トウガラシが沢山入ってて大変でした」

キーワード: ニュース
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