「もっと出せ!」「もっと安く!」…強盗と被害者が正座で金銭交渉
普通、強盗と言うと、脅すほうが一方的に金を要求するものだが、中国でなんとも不思議な強盗事件が起きた。
マンションに帰宅してきた18歳の女性の後をつけてきた19歳の男。
入り口で刃物を出して、「金を出せ!」と脅す。ここまでは、よく聞く強盗事件なのだが…
襲われた女性は突然、正座をして、「父親が事故に遭ってお金が必要なので勘弁して欲しい」と訴えた。
すると、強盗男もなぜか正座して、「俺も生活が楽じゃないから、少しくらいもらわないと困る!」と主張。
まさかの「金銭交渉」が始まる。
女性「今、持っている全財産は6300円。これで勘弁して!」
強盗男「いやいや、もっと出せ!」
女性「じゃ、3500円を付け足すから」
1980年代のヤンキードラマのカツアゲシーンのようだが、まだまだ交渉は続く。
女性「でも、やっぱり1000円返して!」
最終的に9800円を強盗男の奪われたのだが、さらに男は、あり得ない相談ごとをする。
強盗男「アイヤー、申し訳ない…貧乏で仕事がないので職を探してくれないか?」
すると、女性も乗っかり、連絡先を交換してしまったのだ。え〜〜〜!?ウソでしょ…合コンじゃないんだから…女性が後日、友人に相談したことで、強盗男は結局御用に。
菊川「正座して交渉するなんて、刃物を持っている意味がないじゃない…」
ほっこりしていいのかよく分からない強盗事件なのであった。