食中毒サンマの食品卸会社を直撃! 社長がついに口を開いた

食中毒サンマの食品卸会社を直撃! 社長がついに口を開いた

2016年01月26日 (火)
公式ツイッター @web_tokudane

福島県内の小中学校で、サンマのすり身を使った給食を食べた生徒ら87人が、唇の腫れや頭痛などの食中毒の症状を訴えた。
問題のサンマは、食べても安全な期限である“消費期限”を5カ月も過ぎていたという。



サンマの商品管理を担当していた38歳の男性社員は、去年8月27日に、あと2日で消費期限が切れるサンマを仕入れた。
そして、消費期限のラベルをはがして冷凍保管し、消費期限が約5カ月過ぎた先週火曜日に出荷したのだ。
男性社員は県の調べに対し「冷凍保管すれば長く持つと思った」と話している。

とくダネ!はこの男性が務めていた福島県会津若松市の「若松魚類」を直撃。
阿部悦子リポーターが、問題のサンマを保管していた冷凍倉庫の内部を取材した。



阿部「倉庫内は場所を決めて、従業員がそれぞれ管理していたそうです。」

とくダネ!はさらに「若松魚類」の社長から直接話を聞くことができた。



謝罪の言葉を口にした社長。しかし、消費期限切れの商品が倉庫に保管されていたことを知らなかったと語った。
仕入れから出荷まで、商品ごとに1人の社員が担当しているため、社長や他の社員には管理状況などは分からなかったという。

若松魚類は、福島県から2日間の営業停止命令を受けた。
しかし、女優で作家の中江有里さん(@yurinbow)は、これで十分だとは思えないと言う。

中江「社長のインタビューにもありましたが、1人の担当者が全部責任を負っている状態では、他人がチェックできないので、まずその体制を変えないと。2日間停止したらいいって話ではないと思います。」

キーワード: ニュース
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