ハチマガ

#1 毎年50人以上のアナを輩出!
アナウンススクール「アナトレ」のチーフプロデューサー&専任講師
吉崎典子さんにインタビュー!

『アナトレ』チーフプロデューサー&専任講師 吉崎典子(よしざき のりこ)さん
元フジテレビアナウンサー、現総合事業局イベント事業センター ライツ事業部シニアプロデューサー。東京都出身。東京学芸大学卒業後、1984年にフジテレビ入社。『おはよう!ナイスデイ』『FNNスーパータイム』『報道2001』『FNNスーパーニュース』などを担当。名前の「典子」から「テンコさん」の愛称で人気に。2017年から「アナトレ」の専任講師を務めている。趣味は観劇、特技は利き酒。

キー局、準キー局から地方局に至るまで、毎年50人以上のアナウンサーを輩出、抜群の合格率を誇るフジテレビ直営のアナウンススクール「アナトレ」。アナウンサー志望者だけでなく、マスコミ志望の学生や一般企業の就職対策にも有効と好評を博しています。今回は、そんな「アナトレ」の専任講師を務める吉崎典子さん(元フジテレビアナウンサー)にインタビュー!ご自身の就活やアナウンサー時代、そして「アナトレ」について、お話をうかがいました。

  • 吉崎典子さん
    アナウンサーの仕事は「人の話を聞く職業」だと思います。

まず、吉崎さんがアナウンサーを目指したきっかけを教えてください。

もともと私は教員になるつもりで、教員養成大学に進みました。ですが、そこで学生演劇をやるようになり、「表現するって楽しいな」と思うようになりました。教員を志望したのは、「人間と触れ合う仕事に就きたい」と思ったからなのですが、それも叶えられて、表現もできる仕事はないか、と考えたときに、「ああ、アナウンサーだったら、たくさんの方にお会いできるし、いろんな場所に行けるのでは?」と思い至り、志望しました。大学の3年でした。

そこから、どのようなことをされましたか?

当時はテレビ局直営のアナウンススクールがなかったので、民間のマスコミ対策ができる学校を選んで、2ヵ所通いました。実は、そこにフジテレビの露木茂さん(元アナウンサー)が講師としていらっしゃって。お目にかかったときに「頑張れ」と言葉をかけてくださったんです。本物のアナウンサーに出会い、励ましの言葉ももらった。そこで、本当に本気になりました(笑)。一気にターボがかかった感じですね。

より具体的に見えてきましたね。

そうですね。そこからまず、「自分で自分をどう表現するか」ということを考えました。私は、演劇をやっていたこともあって、歌舞伎、大衆演劇、新劇、新派など、舞台を観るのが大好きでした。落語も聞いていましたし、「舞台、エンタメのことなら私に任せて」と言えるくらい、本当によく観に出かけていたんです。何かに情熱を注いで生活をしているというのは、“分かりやすい自己表現”になると思いましたので、「自分が何をやってきたか具体的に言える人間になろう」と。今でもそう感じていますので、学生さんにも「趣味や好きなことにパッションを注いでね」と話しています。

好きなことに没頭しつつ、スクールで学び…という日々を送られたのですね。

劇団にいたので、発声練習は毎日していましたから「声は大きくていいぞ」って(笑)。あとは、話す内容が必要ですので、例えば移動する電車の中などで、得意の演劇やエンタメ分野を中心に自分なりに実況してみる、というような工夫をしていました。

アナウンサーは狭き門ですが、難関を突破できた秘訣はどこにあったと思いますか?

正直なところ、分かりません(笑)。話すことをきちんと準備して面接に臨んだわけでもないですし、実際手ごたえがあったわけでもありませんし…。ただ、今思えば「面接官が笑ってくれればいいな」とは思っていました。「常に楽しくそこにいられる」という“存在のあり方”といったものでしょうか。ウケを狙うわけでもなく、ただ楽しい空気を共有できるといいな、と思って臨んだように覚えています。ですから「アナトレ」でも、「緊張して楽しむどころではないと思うけれど、面接官を楽しい気持ちにできるといいよね」ということは、お伝えしています。

アナウンサーになって良かったと思うのはどんなことですか?

88年ソウルと92年バルセロナの2回オリンピックに行けたことが、私の中では宝だと思っています。当時、五輪でのアナウンサーのポジションは、カメラよりも前に行ける、ある意味で特等席でした。目の前で金メダルの瞬間を見ることができ、そこで自分のフィルターを通して報告ができたことが、とても幸せだったなぁ、と。あとは『FNNスーパーニュース』で担当していた「文化芸能部」というコーナーですね。ほぼ毎日取材して、芸能界の旬な方々にインタビューさせていただいていたんです。いろいろな方にお目にかかってお話をうかがえるというのは、やはり楽しくて。それから、フジテレビアナウンサーによる朗読舞台『ラヴシーン』を、当時プロデューサーとして、17年間連続上演しました。現在アナトレの「朗読講座」を講師として担当しておりますので、朗読にかける意欲は衰えておりません。その三つが今振り返ると特にいい思い出です。

吉崎さんにとってアナウンサーとは、どんな仕事だと思いますか?

アナウンサーは“話す”ことに目が向けられがちですが、“人の話を聞く職業”だろうと思っています。もちろん、自分のフィルターを通してうまく表現するということは考えなければいけませんが、アナウンサーはあくまでアシスト役。インタビュー相手と、負い目なく引け目なく対峙するために、相手のことを徹底的に勉強し、話を聞く、うかがう職業だろうと思っています。
アナトレ
『アナトレ』

<スクール情報>
「アナトレ」は、高校生から受講可能!
少人数クラスで一人ひとりを育成します。
無料説明会・見学会もあります。
アナウンサーに興味のある方はまずはこちらへ↓
http://anatore.fujitv.co.jp/

アナトレ

他の記事

毎年50人以上のアナを輩出!アナウンススクール「アナトレ」のチーフプロデューサー&専任講師 吉崎典子さんにインタビュー!

『アナトレ』チーフプロデューサー&専任講師 吉崎典子さん

この記事を共有する

インフォメーション

キーワード