真実を見破れ! あなたの見えない世界!

『足が細すぎる少女』

少女を写した この写真、明らかに足が細すぎる。
一体どういうことなのか?
その真実は、写真にはっきり写っている。
足をよーく見てみると…そう、足が細く見えていたのは、持っているポップコーンが地面の色と同化していたため。


『海の上を歩く男』
海の上を歩く男性。
だが、ワイヤーで体を吊るしているわけでもなければ、CG合成なども一切していないという。
まるで神話の世界!!


実はこれ…海の「上」ではなく、海の「中」を捉えたもの。
この男性は、海の中に潜って、逆さまの状態で、水中から海面を蹴って、歩くように足を動かしているのだ。
簡単そうにやっているが、実は非常に難しい。
肺に空気を溜めるため、人間の体は 上半身の方が浮きやすい。
逆さまの状態を保つにためは、上半身の浮力を抑え バランスをとる必要があり、相当な筋力が必要なのだ。


極め付きは、海中で逆さまに座禅!
手足を動かす方が、バランス調整がしやすいため、全く動かないこの姿勢は、より難しいという!
おこなっているのは、ダイビングのチャンピオン経験もある、フリーダイバー兼 カメラマンのフランシスコさん。
海中での多様な経験と豊富なテクニックで、幻想的な映像を作り出していたのだ。
タネは実にシンプルだが、驚異的な身体能力あってこその芸術作品だった。


『放置された廃バス!実は…』
建物の一角に置かれた廃バス。
タイヤはなく、焼け焦げ、ボロボロの状態で放置されている。
実はこのバス、本物のバスではない。
CGも一切使われておらず、絵で描かれたものだという!
しかし、よく見ると…バスの上に人がのっている。
この男性は絵ではなく、実際にそこに座っているというのだ。
あなたは この不思議な世界の真実を見破れますか?


時間を遡ってみると…バスの絵が消え、現れたのはコンクリートブロック。
大きさこそバスのサイズだが、細かな凹凸は一切ない。
つるりとした四角いブロックにバスの外観や内部空間を立体的に表現していたのだ。
そのためには、カメラの位置に対して、影の出方や、座席、荷棚などの角度を緻密に調整しなければならない。
正面から見ると 歪んだ絵にしか見えないが、先ほどの角度から見ると…実際にそこに廃棄されたバスがあるかのように立体的に見えるのだ。


この作品を作ったのは、バスの上に座っていた男性、ポルトガルのアーティスト、オディスさん。
幼少期から絵を描くのが大好きだった彼は、独学で絵の腕を磨き、ストリートアートによって才能が開花。
現在は、壁だけでなく、床や建造物を利用したアートも手がけている。


こちらは、2つの壁面とコンテナを利用した作品。
壁にはカンガルーを、そして下のコンテナには車を!
まるで車に大きなカンガルーが乗っているかのように見える!
コンピューターなどは一切使用せず、カメラの位置から何度も作品を確認しながら、立体的に見えるように調整を加えるという。
オディスさんがこれまで描いた作品は、200点以上。
しかし、その多くは、街や廃墟などの壁を利用しているため、残っていないものも多いという。
空間や物体を生み出す魔術師、次なる作品に注目だ。


『川を泳ぐ謎の巨大生物』
中国を流れるアジアで最も長い川、長江。
去年、この長江で撮影されたある動画がSNSに投稿され、大きな反響を巻き起こした。
その映像が、こちら。
川面に浮かぶ黒い生物、その長さは、推定15メートル。
巨体をくねらせ、川の流れに逆らうように泳いでいる。


この動画は世界中に拡散され、中国版ネッシーとイギリスの国営放送も取り上げる騒ぎに!
ネットでは、巨大な水ヘビ、巨大ウナギ、はたまた伝説の生物「竜」ではないかと、様々な憶測が飛び交う騒動にまで発展。
そんな中、謎の巨大生物が捕獲された!
あなたには見えているか? 中国版ネッシーに隠された真実が!


中国版ネッシー、その正体は…長さ20メートルほどのゴムチューブ!
近くの造船所で廃棄され、何らかの理由で川に流れ出したもの。
それが、この騒動の真相だった。
ゴムチューブの一部が川底に引っかかっていたため、生き物が 体をくねらせ、流れに逆らって泳いでいるように見えたのだ。
中国に突如現れた巨大生物。
それは、廃棄物と自然が作りだした偶然のトリックだった。


『衝撃の珍生物!異世界の猿!?』
イギリスの動物園で撮影された猿。
よく見ると、手にスマホを持っている!
異世界の進化した猿!? ではなく…実は 猿の手のように見えていたのは、ガラスに反射した撮影者の手。
服の袖口が、絶妙に 猿の体から伸びているように見えたのだ。
よくある反射が奇跡的に生んだ珍生物だった。


『どうやって作った? 繋ぎ目のない椅子』
こちらの木製の椅子。
少し 変わったデザインではあるが、特別 不思議な点はないように見える。
だが、よく見ると、木と木のつなぎ目がどこにもない!
釘や接着剤でパーツを組み立てた様子が見当たらないのだ。
しかし、この椅子、1本の木から彫り出したものではなく、3Dプリンターで製作したわけでもないという!
あなたには この椅子に隠された真実が見破れますか?


つなぎ目が一切ない不思議な椅子の材料となる木材を育てている場所には、奇妙な形の木が…それを切り、運ぶと…これは!椅子!?
そう、椅子を作るための木ではなく、椅子の形をした木。
この椅子を作っているのは、イギリスの芸術家で家具職人のギャビンさん。


植えられているのはヤナギの苗木で、柔らかく、加工しやすいのが特徴。
苗木が 椅子の形をした型に沿って成長するよう、方向を調整しながら栽培していたのだ。
椅子の形に育つには、デザインにもよるが、5年~10年はかかるという。
耐久性にも優れており、もちろん 座ることもできる!
気になる お値段は…日本円で67万円から!


それにしても、いったいなぜ、こんな手間のかかることを始めたのか?
キャビンさんは、木を加工して作る家具を何か別の方法で作れないかと考えていた時、幼い頃に見た盆栽を思い出し、この方法を思いついたという。
中国から日本に伝わり発展した盆栽は、より美しい樹形を作るため、針金を使い、幹や枝の方向を矯正する。
ギャビンさんは、この方法を応用したのだ。


キャビンさんが、家具を育てはじめたのは、今から14年前。
ようやく第一弾の家具たちが収穫され、完成品となって販売されるまでに9年の月日を要したという。
現在はサッカーコートほどの大きさの場所に、家具の木が500本!
毎年20脚のペースで出荷しているという。
つなぎ目のない不思議な椅子は、時間と愛情をかけて育てられた アンビリバボーな家具だった。


『チェコの車のCM』
今から5年前に制作された、チェコの自動車メーカーのCM。
中央の青い車を紹介するものなのだが…冒頭には『注意力のテストです』というメッセージが。
映像の中の風景にある変化が起こります!
あなたは その変化を見破ることができるだろうか?


映像は、同じ場所を映し続けているが、何度か黒いブランクが入る。
テスト開始前の風景をと比べてみると…
青い車以外全てが変わっている!
建物や空の色、窓の形、黒い車の種類。
バイクに至っては自転車に変わってしまっている。


これほどの変化に 我々はなぜ気づかないのだろうか?
それには、映像の間に入る、コンマ数秒のブランクが関係している。
画像の間にブランクが入ると、それまで見えていた情報が リセットされてしまうため、一部分が変わっても気づきにくいのだ。
「この車に見惚れたから、他の変化に気づかなかったんでしょ」というのがCMのキモ。
なんとも不思議な、見えているのに見えないCMでした!


『美しき夜景がまさかの…』
函館の夜景を表現した作品、写真でも絵でもないという。
一体何で作られているのか?
みなさん見破れましたか?


実は、黒いキャンバスに丸いシールのみで作られた夜景だったんです。
実際の写真と比べてみても、シールだけとは思えないほど、光の特徴や奥行きを見事に表現。


これを作ったのは…主婦で二児の母でもある、アーティストの大村雪乃(おおむら ゆきの)さん。
大村さんの製作風景を拝見すると…パソコン上に表示されているのは、本物の夜景写真。
これをベースに、シールに見立てた 丸い画像を夜景の明かりに合わせて配置していく。
光以外の不要な物は置かず、あえて簡略化することが より夜景に近い表現を可能にするポイントだという。


実際の作品に使用するのは、100円ショップなどで売っている丸シール。
サイズ、色違いで、およそ150種類のシールを使い分けているという。
パソコン上で作成した画像を元に黒いキャンバスに、色、大きさ、位置などを細かく確認しながらシールを一枚一枚丁寧に貼っていく。
このサイズで 製作期間は およそ3週間。


大村さんは、これまでに色々な場所の夜景をモチーフにした作品を制作。
まだまだ表現したい夜景は沢山あるという。
丸いシールでできた夜景は、本物の街の夜景と同じように、遠くから見ると美しくきらびやかに見える絶景アートだった。


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