謎を解け!真冬のミステリー2時間スペシャル『真冬のミステリースペシャル』


『かぐや姫もびっくり ありえない場所に眠っていたミイラ』
今から38年前、アメリカ・ジョージア州ウェイクロスで、ある動物が恐ろしい姿で発見された。
その実際の写真が、これだ!
お分かりだろうか?
実はこれ、犬のミイラ!
しかも、発見された場所は…なぜか木の中だった!
実は、木材会社の作業員が、樫の木の伐採をしていたところ、たまたま、この犬のミイラを発見したのだ!


我々がやってきたのは、ジョージア州にある博物館。
ここでは地域の森林の歴史について展示を行っているのだが…その中に問題の犬のミイラがある。
何も手を加えず、発見されたままの状態で展示しているという。
専門家が調査したところ、発見される20年ほど前にミイラになったことが判明。
この犬は猟犬で、何かを追って走り回っていたいた時、木の中に入り込み、奥の方で挟まってしまい、身動き出来なくなったのではないかと推察された。
さらに、この犬がハマった樫の木には防腐効果があり、動物の皮膚を革にする際にも必要なタンニンが含まれている。
タンニンは、乾燥剤としても使われる成分、湿気を吸収し、乾燥を促したと考えられる。
偶然が重なり、ミイラとなったのだ。



『神の悪戯か!? 号泣する木』
東ヨーロッパに位置するモンテネグロ、ディノシア村。
村にある小さな広場の中央に立つ、樹齢100年以上と言われるクワの木から…今年2月、水が勢いよく噴き出した!


水が出ていない時、実際に木の幹を上から見ていると、そこには直径十数センチの穴がぽっかり空いている。
試しに長さ1メートルの角材を入れて見ると…穴は地面の下まで繋がっていた。
実はあたり一帯は、山に囲まれた盆地のような地域。
そして、この広場が村でもっとも低い場所。
大雨が降ると、周囲の山に染み込んだ水は、地中を通って広場の下に集まってしまう。
調査したところ、木の真下がちょうど湧き水の出口であることが判明。
水は何十年もかけて幹を浸食し貫通、そして地上に吹き出たと考えられるのだ。
集まった水は多少周辺からも滲み出てはいるが…木に空いた穴が最も大きいため、ここから大量の水が勢いよく吹き出している。
木から水が湧き出るミステリー、それは地形と自然のいたずらが生んだ奇跡だった。




『日本ではありえない!ヤバすぎる道』
右側通行のメキシコで、山道を走る一台の車。
道を走っていると…同じ車線に対向車が!!
このままでは事故に…しかし、こちらが車線を変更し、衝突は回避!
しかし、注目頂きたいのはそこではない。
道路をよーく見てみると…車線変更を支持する矢印が…双方、それぞれの車線に書かれている。
しかもこの車線変更の指示は、一箇所だけでない、何箇所にも書かれていた。
約4.2kmの道の間に、実に10箇所も存在しているのだ。
なぜ、一見 危険に思える車線変更の指示が、道路に書かれているのか?


実はこの道、山の斜面に作られた国道。
複数の大きな街へと繋がっているため、トラックなど大型車両の交通量も多かった。
しかしこれらの大きな車両は、同じ車線のまま急カーブを曲がることが出来ない。
どうしても反対車線に飛び出してしまうのだ。
結果…事故が発生するケースが多かった。
そこで急なカーブで事故が多発していた場所では、カーブの前後で、それぞれ反対の車線を通るように指示。
こうすることで双方の車線ともに、カーブが緩やかになり、大型車両でも無理なく通行が出来るようになるのだ。
50年前にこの試みを始めてから、大型車両による事故は確実に減少しているという。
危険に見える道路表示は、綿密に考え抜かれた安全へのみちしるべだった。



『仰天!宙に浮く車』
まずは防犯カメラが捉えた、こちらの映像をご覧いただこう!
画面左側の車が…突如宙に浮いた!!


衝撃の光景を生み出した要因、それは…こちらの電線。
この日、道路脇にある電柱の撤去作業が行われていた。
そして、その作業中、切断された電線が一時的に道路の中央に置かれていたのだ!
普通に車が通り過ぎるだけならよかったが、この時通った車…実は清掃車!
中央についたブラシで道路を清掃しながら走る。
清掃中のブラシに電線が絡まったのだ。
結果、絡まったことで、電線が張られた状態となり、通過しようとした車が宙に浮いてしまったのだ。
幸い、負傷者は出なかったが、一歩間違えれば悲劇を招きかねない、工事担当者の管理ミスだった。 



『怪奇!街を覆い尽くした白い物体』
今から6年前の9月、イギリス・アバディーン近郊。
歴史を感じさせる穏やかな海沿いの街を、一夜にして謎の白い物体が埋め尽くした。
その正体は…泡!
この街は前日も嵐に襲われており、住民たちは泣きっ面に蜂の状況だった。
実は、このような泡が街を襲う現象は、ヨーロッパ、オーストラリアやアメリカなど世界中で起きている。
さらに、日本でも北海道や北陸地方などで発生している。


世界各地で起こる泡の大量発生、その正体は…海水!!
なぜ海水が大量の泡を生み出すのか?
そこにはいくつかの条件がある。
海にはプランクトンや藻類など、粘液を出す生物が生息している。
それらが多くいる地域では、分泌される粘液により、海水の粘り気も増す。
嵐などにより、この粘り気の強い海水が、激しく何度も岩場に叩きつけられると…そこに崩れにくい泡が出来る。
こうした条件が揃って、初めて泡は大量発生するのだ。
塩分の高い泡は金属を錆びつかせ、草木を枯らすなど、街に被害をもたらすため、住民にとっては迷惑なものでしかないそうだ!



『都心がパニック!街を埋め尽くした白い泡』
今から5年前、東京・汐留でも街を大量の白い泡が埋め尽くすという、謎の現象が発生した。
しかし…汐留といえば、都会の真ん中、周りはビルだらけ。
都心に大量発生した泡、その正体は?


都心に発生した泡、その正体はボディーソープ。
実は…ビルに入るCM制作会社の社員が、撮影の際に使用したボディーソープ約40リットル、このくらいのバケツ一杯分を流し台に捨て、処分しようとしたのだ。
しかしその後、大量の泡が排水管で発生。
地上につながる管を逆流し、噴き出した。
専門家によると…流した水がちょうど泡立ちやすい量だったため、泡が爆発的に発生したのではないかとのこと。
大騒動のきっかけを作った制作会社の社員たちは、故意ではなかったとして、お咎めなしとなった。


『幻覚!? 神の国に現れる幻の山』
伊勢神宮でおなじみの三重県伊勢市。
この街で、度々ミステリー現象が報告されている。
地元新聞社の記者が撮影したというその写真がこちら。
の写真、なにか不思議な点があることにお気づきだろうか?
注目いただきたいのは、左の奥にある山。
おわかりだろうか?
この山の右半分がなぜか透けて見えているのだ。


我々は、三重県伊勢市に向かった。
実際に撮影された現場で、早速、カメラをセッティングしてみると…確かに山が透けて見える。
だが 次の瞬間、衝撃の光景が!
おわかりだろうか?
実は2つの山の稜線が、ある撮影場所から撮ると、一箇所だけピンポイントで重なり、結果…山が透けているように見えていたのだ。
視覚を惑わす山の稜線ミステリー。
あなたの近くでも起こっているかもしれない。


『闇夜に木霊する少女の声』
イギリス・サフォーク州にある街、イプスウィッチ。
この街に暮らす、アリス・コニントンさんは、ある事が原因でまともに眠れない日々を送っていた。
2017年9月、その日彼女は、いつも通り眠りに就いていた。
しかし、真夜中に突然…子供の歌声が聞こえてきた。
以来、一月に4、5回、その歌声は決まって真夜中に聞こえてくるようになった。
一体、どこから聞こえてくるのか? 子供の霊の仕業なのか…?
アリスさんは友人に相談したが、誰にも信じてもらえなかった。
そんな日々が、実に1年間も続いた。

そして、今年9月。
1年間、この歌声を我慢していた彼女は、地元の役場に相談。
しかし、相談を受けた役場の人間は、幻聴が聞こえているのではと考え、まともに取り合おうとしなかったのだが…あまりにも真剣に訴えるため、念の為、アリスさんの家の周辺を調査することになった。
すると、驚きの事実が判明した。
この歌声は、アリスさんだけではなく…彼女の近所に住む人たちにも聞こえていたのだ!
アリスさんだけでなく、周囲の人にも聞こえていたこの歌声。
それは≪雨の日も楽しい≫という名の童謡だった。



アリスさんから相談を受けたロバートさんは、後日、その声を辿ることで、出元と思われる場所を特定した。
そこは、自動車部品を取り扱っている会社の倉庫。
そして、歌声の正体が判明…それは、セキュリティアラームだった!
セキュリティアラームとは、防犯システムの1つ。
倉庫は深夜になると無人になり、警備員は常駐していない。
そのため、監視カメラを設置し深夜に作動させていた。
カメラが侵入者など、動くものを捉えると、あらかじめ設定していた、この童謡が流れ出す。
侵入者を驚かせることで、その場から退散させる事が目的だった。


歌声の正体はわかったが、まだ謎は残っていた。
この辺りは人通りもなく、倉庫に泥棒が入ったという話もなかった。
なのになぜ、毎日のように鳴っていたのか?
後日、ロバートさんは、倉庫に設置された監視カメラの映像を入手。
そこには、今回の騒動を引き起こした驚くべき犯人が映っていた。


こちらが実際の映像。
カメラに映り込んだもの、その正体は…クモ。
実は、この周辺に生息するクモは夜行性。
そのため、深夜に作動する監視カメラの前を頻繁に横切り、そのたびにセキュリティアラームが作動、童謡が流れていたのだ。
そう、これまでアリスさんや近所の住民を苦しめていたのも、このクモが原因だったのだ!
この事実が判明した後、倉庫の関係者は…「近隣の方々に怖い思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」と平謝り。
すぐに曲のボリュームを小さくし、住宅にまで響かないよう対処。
その後、アリスさんら住民たちは、ぐっすり眠れる日々を送れるようになったという。

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