あなたならどうする? 運命の決断スペシャル 演技経験なしの中年オヤジ 夢はハリウッドデビュー


頭はツルッと禿げ上がり、お腹ぽっこり小太り体型、そんな冴えない中年オヤジが…幼い頃からの夢であったテレビや映画への出演を果たし、一躍 全米で人気を博す大スターとなった! 彼が、死ぬ気で挑み、アメリカン・ドリームを掴んだ、アンビリバボーな方法とは!?

アメリカ・オハイオ州。
コンピューター・プログラマーの仕事をしていた、チャック・ラムさん、47歳。
幼い頃から 人を笑わせることが大好きで、20代の頃には、週末になるとローカルラジオ局でDJをするなど、人前で自分を表現することに快感を感じていた。

そんな彼が、胸に抱いていた大きな夢…それは、ハリウッド俳優になることだった。
だが…21歳という若さで結婚、6人の子供を授かり、日々の生活で手いっぱい。
いつしか夢は、心の奥底に仕舞い込んでいた。

それから26年。
子供たちは1人立ちし、チャックさんの心に、若い頃の夢が蘇った。
妻の励ましもあり、再び夢に向かって動き始めたチャックさん。

だが…50歳手前にして演技経験もない。
何より自信が持てなかったのは…その見た目だった。
やはり夢は夢、半ば諦めかけたある日…突如、チャックさんにあるアイデアが閃いたのだ!

そして早速、彼はそのアイデアを使って自分を宣伝。
すると! なんと開始から1ヶ月で、テレビや映画からのオファーが、次々と舞い込むことに!

我々は、直接チャックさんに話を聞くべく、彼が現在住んでいるという、フロリダへと向かった。
出迎えてくれたのは妻のトーニャさん。

チャックさんが待っているという場所に行ってみると…なんとチャックさんが、血を流して死んでいる!? 何がどうなっているのか?
驚くスタッフに、チャックさんは…「僕の死んだ姿。どうだった?」と言って起き上がった。
そう、彼はこの役でテレビや映画からオファーが殺到する人気死体俳優だったのだ。
もう1つどうしても見せたい死体があるというので…テイク2。
今度は…水死体を見せてくれた。

チャックさんは死体俳優になった経緯を話してくれた。
「どうすれば俳優になれるかと色々考えたんですが、目もたるんでるし、顔は青白い、おまけにハゲてるだろ? 俳優になるなんて無理だと思ったんです。そんなある日、大好きなドラマで自分が死体役をする夢を見たんです。これなら私の顔でもできるかもって閃いたんですよ。」

そしてチャックさんは、自分のホームページを作成。
タイトルは「Dead Body Guy」…死んだ男。
そこに様々な死に方をアップすると、ネットユーザーの注目を集め、またたく間に話題になった。

開設からわずか1ヶ月で、なんと30万以上のアクセス数を記録!
遂にアメリカの大手放送局NBCや、各種マスコミから取材を受けるまでに…。

そして…テレビ取材を受ける中で、人気ドラマからオファーが来たのだ。
それは、結婚式に出席するおじさんの役で、式が長すぎて誰も気づかないところで死ぬという役だった。

結婚式の一幕、新婦が父親に抱きつくシーン…参列者の一人に扮していたチャックさん。
6時間待って、映ったのは僅か3秒、しかも後ろ姿のみ。

だが、それ以降も、チャックさんはテレビに引っ張りだこ!
ホームページにアップした死体写真を実際に映像化するという特集まで組まれたほど!
そして遂に…死体役として、念願のハリウッドデビューを果たした。
さらにセリフのある役で、映画にも出演。

しかし、なぜ経験のなかったチャックさんにたくさんのオファーが舞い込むのか?
その理由をチャックさんは、こう話してくれた。
「まずは見た目です。死んだように見えることですね。私は目の下はたるんでるし、顔はもともと青白い。あとは静止できるように、訓練しないといけません。簡単に見えるかもしれませんが、息を止めたり瞬きをこらえたり、それこそ役に入り込んでいます。きっと作り手の皆さんはそれを見てくれているんだと思います。」

この日は、自分のホームページに載せる写真の撮影。
血糊は奥さんの自作、夫婦共同で臨む渾身の一枚!
完璧な出来だった。

最後にチャックさんは、こう話してくれた。
「絶対に夢を諦めないで下さい。私は47歳で叶いました。もし叶えたい夢があるなら 追い続けて下さい。」

Close×