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ふるさと納税は何に使われている!? 寄付金168億円の町を潜入捜査!

年間総額3600億円以上にまで拡大し、盛り上がりを見せる『ふるさと納税』。
しかし、豪華な返礼品を送る一部の自治体に寄付が集中するという問題が発生。

総務相からは
「ふるさと納税収入が極めて多額になると見込まれる4団体については、3月分の特別交付税については災害分以外は交付しない」
との発表もあり、なんと4つの自治体が、国から多額の寄付金と判断され、3月分の特別交付税が大幅に減額!

さらにSNSでは『寄付金額』や『地域格差』について批判的な意見も・・・

では、それほど膨大な寄付金は一体何に使われているのか?
ココ調では、渦中の自治体を緊急取材!
気になる『ふるさと納税の使い道』を徹底調査します!

国から寄付金が多額と判断された4つの自治体。
その寄付額はおよそ360億円を集めた、大阪府・泉佐野市を筆頭に全ての自治体が100億円超え!

その中で今回、佐賀県のみやき町がココ調の取材を快諾してくれました!

佐賀県の東部、のどかな田園地帯に囲まれた人口およそ2万5000人のみやき町。

和牛やウナギなどの返礼品のほか、過去にはタブレット端末や商品券なども扱い、ふるさと納税額は驚異の168億円!

ということでさっそく、町長にこんな聞き方しちゃいました!

「かなり儲かってるんじゃないですか?」


「いやいや、そんなことないですよ」


否定しつつもこの表情!
これはやっぱり~?

「公用車や町長室も豪華なのでは?」


「いえいえ」


そこで、実際に確認してみると・・・

公用車は、10年以上使っているという国産のミニバン。

さらに、町長が仕事をする部屋も一般の職員と同じフロアの片隅。

しかもこれらには、多額の寄付金は一円も使っていないとのこと。

では、168億円もの多額の寄付金はどこに使われているのでしょうか?

そこで、実際に寄付金が使われている現場を見せていただくことに。

まずやってきたのは大きなビニールハウス。
中には何が…?

「うわ?なにこれ!大きな葉っぱ!」


「2月に植えたばかりのバナナです」


実はみやき町では、町の新たな特産品としてバナナを生産するプロジェクトが進行中なんです!


「ふるさと納税を1億円くらい活用して、特別なバナナを産地化して作っていきたいんですね」

1億円も使って生産する予定の特別なバナナとは一体どんなものなのか?

「見た目は普通のバナナに見えますけど…」


町長、何と皮ごとパクリ!

「皮ごと食べられるバナナなんですよ」


なんとこのバナナ、元々皮の薄い品種を完全無農薬で栽培することで、皮をむかずにそのまま食べることができちゃうんです!


「皮が薄い!中身の甘さを邪魔しない感じですね。食感がパリッとしていて美味しいです」

バナナの皮には食物繊維が豊富なため、美肌効果も期待できるそうです!

続いての、使い道は…

こちらはイチゴを栽培しているビニールハウス。

「みやき町の特産なんですよ」


古くからイチゴの名産地として知られるみやき町。
しかし・・・


「もう腰がものすごく痛くなるね。夜寝る時も湿布だらけ」

高齢化などの影響から、みやき町のイチゴ農家は年々減少。
特産品のいちご生産が危機的状況なんです!

そこで、寄付金を使って導入したのが…


「ふるさと納税で2000万円を活用して、イチゴの移動式栽培装置を今建設しているところです」


なんとこちら、イチゴが植えられたプランターがレールの上を自動で移動することで、人が動かなくても楽々とイチゴの収穫が出来ちゃうシステム!

2000万円を使って建設中で、今年中に稼働する予定なんです!

Q.早く出来上がって欲しいですか?
「いやもうそれはね。楽しみにしています」

続いての使い道は・・・

田んぼの上にドローンが!!


ドローンを操縦していた方にお話しを聞いてみることに。

Q.なぜドローンを飛ばしていたんですか?
「田んぼに害虫がいないかチェックしています」
こちらの方はドローン操縦の専門家などではなく、一般の農家の方。

1800万円を使って導入したこのドローンで上空から田んぼを撮影し、その映像をAI技術で解析することで害虫のいる場所を特定。
農薬を最小限に抑えられる最新鋭のスマート農業システムなんです。

「農業をやっていてまさか自分がドローンを操縦するときが来るなんて」

「やっぱありふるさと納税で(ドローンを)導入してもらってできたことだと思います」

続いてやってきたのは、81歳の野中さんのお宅。

住民の3人にひとりが65歳以上のみやき町。
高齢者のために寄付金で導入したのが・・・

何か呼び出し音のような音が…


「これもふるさと納税で買ったと!」


正体はこちら。
「MAGOボタン」という装置。

使い方は簡単!「MAGOボタン」を2回押すと・・・

「コールセンターからの電話をお待ちください」

すぐにサポートセンターから電話がかかってきて、緊急時の通報や、買い物の代行など、身の回りのお世話を依頼することができちゃうんです!

「いいものを設置してもらった」


そしてもちろん、子供たちのためにも活用!

子育て広場の遊具の整備などに4800万円を使用。

さらに、駅から家が遠い生徒たちのために、1080万円かけて、無料の通学支援バスを導入。

ほかにも、学校の給食費や

18歳以下の医療費をすべて無料にするなど、子育て支援に多くの寄付金を使っているんです。

その結果・・・


「みやき町の取り組みにすごく賛同していて、去年の10月から住み始めて、今半年くらいです」

多額の寄付金で住民サービスが向上した結果、年々減少し続けていた人口が増加に転じたんです!
しかし・・・


「大変喜ばしい半面ですね、待機児童が著しく増加しましたので、急きょ3カ所の保育園の増築を」

1億7000万円かけて町内3カ所の保育園を増築したんです。

さらに、こんなユニークな使い道も・・・

園内にプロレスラーが!?

寄付金から75万円を使って、みやき町のご当地キャラクター「みやっきー」がプロレスラーとしてデビュー!


九州プロレスと協力してみやき町をPRするイベントを定期的に開催しているそうです!

ふるさと納税は、子供からお年寄りまでが住みやすい町作りに活用されていました。

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