FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

研修5日目

2020/06/22 19:08
posted by 新人研修日誌2020

こんにちは!研修日誌を担当いたします、徳田聡一朗です。

今日は朝から雨が降っていて、少し肌寒かったですね。

1限目の講師は藤村アナウンサーでした。

基礎発声、短文練習を行いました。

まずは腹式呼吸やストレッチを行い、響く声が出せているかどうかの確認から始まりました!

首や肩を揉んであげると、余計な力が取れて楽に声が出せるようになるんです。皆さんも是非試してみてください!

短文練習では、それぞれ「色」をイメージして発声を行いました。

色というのは頭の中で想像しやすく、声をその色に寄せる感覚で発声することで狙った声色を表現できるというテクニックを教わりました。

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(一人一人の課題を見つけてくださる、藤村アナ)

2限目は奥寺アナウンサーから、ニュース原稿読みを教えていただきました。

ニュースを読む上での様々な技法を教えていただきましたが、その中でも特に印象に残っているのが

原稿の中で「  」が出てきたとき、どう読むか?

という点です。

ニュースの中で「  」があった場合、どのように読めば、それが誰かの発言であることがわかりやすいでしょうか。「  」内を明るく読む、または敢えて感情を抜いて平坦に読む、直前でたっぷり間を取ってリズムを崩す…様々な工夫の仕方があることを勉強しました。

原稿のなかでどこを強調するべきか、一番求められている情報はどの部分なのか、常に考えながらニュースをお届けできるよう努力いたします!

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(奥寺アナから、ニュースの読み方を丁寧に解説していただきました。)

3限目は斉藤アナウンサーから、記者についてのお話や、アナウンサーとしての心構えを教えていただきました。

記者の方々は朝4,5時に起き、警察庁の方など様々な方面に取材を行い、情報を持ち帰っています。その情報をもとにニュース原稿を作成し、アナウンサーが最終的に視聴者の皆様へお届けするという、一連の流れを勉強しました。

そして、アナウンサーとしてただ与えられた原稿を読むだけでなく、「この情報は本当に正しいのか」「この言い回しで合っているか」といったことを常に頭を使って考えなければならないとのことでした。これから多くの方々から信頼されるニュースを読むことができるよう、知識・見聞を広めていきたいと思います。

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(斉藤アナからは、アナウンサーとして必要な努力の仕方を教えていただきました。)

本日も研修日誌を読んでいただき、ありがとうございました!