FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

研修12日目

2021/05/26 11:00
posted by 新人研修日誌2021

研修12日目のブログを担当します、山本賢太です!

最近暑くなってきて、スーツがベトベトです、

そして、1ヶ月以上ジムでトレーニングをしていないので体も少しずつ緩くなってきました。

さて今日は実践的な1日でした!

一限は【天気中継】です!

天気予報は生活に必須な情報です。様々な人の行動を変えるメッセージ。

だからこそ、緊張します。

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【テレビ熊本の中村圭允アナウンサーが爽やかにお天気をお伝えしていました!】

時間内に読まなければならない、そして視聴者に伝えなければならない、という2つの大きな課題が焦りに繋がってしまいました。

「ラスト30秒、、、、、ラスト15秒、、、、、ラスト5秒、、、、」とカメラの横でディレクターさんが指示を出してくれるのですが、そのタイムが迫ってくる緊張感で今日は押しつぶされそうになりました。

秒数を過ぎてしまったりしたら放送事故です。けれど、見ている人はそんなの関係ありません。しっかり堂々と伝えなければ放送は成立しません。

まだまだ力不足です。日々成長です!

2限は藤村さおりアナウンサーによる一限の講評です。

120%伝えようとする気持ち、そして臨場感、それらを踏まえて自分なりの表現で自分の言葉で伝えなさいと最初にお言葉をいただきました。

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小山内鈴奈アナウンサーの映像、そしてそれをジャッジする藤村アナウンサー

やはり自分の中で余裕がなくなってくると天気原稿との勝負になってしまい、視野が狭くなり、文字だけを言葉で発しているような読み方になってしまいました。

カメラの向こう側に誰かが聞いているんだというアナウンサーとしての当たり前のことを、この映像を見て改めて感じました。

そして自分の話し方の癖もわかりました。話すときにカカトでリズムを取ってしまうということです。画面をみるととても目立ちます。すぐ直します。

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2限後に箸の持ち方をご指導くださる藤村アナウンサー

3限はノンストップのスタジオで伊藤利尋アナウンサー技術局の方々に4時間ほどかけてみっちりご指導いただきました。

技術の人と呼吸を合わせて番組を構築しようという意図で今回特別にスタジオを使っての授業でした。

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技術局の方々が映像や音声、照明などを教えてくれました。

そしてマイクにはさまざまな種類があることも教えてくださいました。

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マイクには風を遮るマイクや、周りの音を全て拾うことのできるマイクがあることを知ることができました。

しかし風を遮るマイクは、話す人にしっかりマイクを向けないといけないということがあります。そして周りの音を全て拾うことのできるマイクは逆に風の音も周りの騒音も入ってしまいます。

様々な特徴を活かしてマイクを変更しているんです。

そして、1人ずつ原稿を読みました。小室瑛莉子アナウンサーが急成長です!自信を持ってしっかりニュースを伝えていました。

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最後はMC2人と中継に分かれて、スタジオと現場のやりとりをしました。

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MCの竹俣紅アナウンサーと秋田テレビ、内田アナウンサー

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中継のテレビ熊本、中村圭允アナウンサー

大変難しいです。スタジオでは、「もっと話しを繋いで!」「話を整理して!」「画が出ていないのでもう少し話して!」という指示を臨機応変に対応しながら、中継とのコミュニケーションをとりました。全然出来ませんでした。

日常の話し方が浮き彫りになったり、的外れの質問をフィールドキャスターにしてしまったりと反省点だらけでした。

プロの方々が裏で支えてくれる中で、自分は話のプロフェッショナルにならなければならないと、頑張らなきゃいけないと強く思いました。

まだまだ喋りのプロには遠いです。

1日1日、努力します!

頑張りましょう!!!