FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

研修3日目

2020/06/18 20:00
posted by 新人研修日誌2020

初めまして!フジテレビ新人アナウンサーの渡邊渚(わたなべなぎさ)です!

新型コロナウイルスの影響で4月からの2ヶ月間、

一般職・美術職・技術職の同期とともに在宅で研修を受けていました。

そして6月15日に晴れてアナウンス室へ配属され、

今は、出社できる喜びと研修への緊張や不安で胸がいっぱいです

どんな様子でどんな研修をしているのか

皆様に少しでもわかりやすくお伝えできるよう書く所存ですので、

ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

さて、本日は研修3日目。

1限は向坂アナウンサーに主にアクセントについて教えていただきました。

アクセントは「私は方言がなく訛りもないから大丈夫!」というわけではありません。

例えば、「ドラマ」という言葉をみなさんはどう読みますか?

おそらく多くの人が、下り目がなく(平板型で)読んでいるかと思いますが、

正解は「ド\ラマ」(\:音の下り目)です。

このように方言や訛りは関係なく、日常で使っている言葉と

放送上のアクセントのルールが違う場合が多々あります。

そんな時、私たちの拠り所はアクセント辞典です!

テレビを見ている時や友達も話している時も、

「このアクセントは本当に正しいのか?」という疑問を持ち、

アクセント辞典を引くことが大切であると学びました。

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(丁寧に教えてくださる向坂アナウンサー)

向坂アナウンサーの【アナウンサーは日本語のプロ】という言葉を大切に、常に現状に満足せずに学び続けます!

2限目は森本アナウンサーから敬語について教えていただきました。

敬語は使わなくても使いすぎても不快になるため、アナウンサーとしてきちんと身についていないと、フリートークの際にポロっと間違って、そのまま放送されてしまう危険があります。

また放送上注意しなければならない敬語についても教えていただきました。

例を挙げると、番組内でコメンテーターの方と自社の解説委員を紹介する際、

コメンテーターの方には「〜コメンテーターにお越しいただいています」、

自社の解説委員は身内なので敬語は使わず「〜解説委員です」と言います。

このように、敬語を使う場面と使わない場面を的確に判断しなければなりません。

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(ご自身の経験も交えてお話ししてくださった森本アナウンサー)

本日最後の授業は佐野アナウンサーから、短文練習や滑舌練習、ニュース読みを教えていただきました。

終始、佐野アナに笑わせていただきながら、楽しく学びました!

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(ノリノリで写真撮影に応じてくださった佐野アナウンサー)

苦手な言葉ほどゆっくり読むこと、間を開けることなど、苦手に聞こえさせないテクニックも教えていただきました。

毎日学ぶことがたくさんあって、濃厚な研修です!!

今日は、同期の徳田アナからどうしても載せてほしいとお願いされた写真でおしまいにします!笑

明日も研修頑張ります!!

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(甘いもの好きの徳田くん、菓子パンを頬張る…)