FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

研修14日目

2020/07/03 20:30
posted by 新人研修日誌2020

こんにちは、コ田聡一朗です。

早いもので、新人アナウンサー研修が始まって3週間が経ちました。

今日は食リポやナレーションに挑戦しました!

1限目:菊間弁護士

元フジテレビアナウンサーで現在は弁護士をされている菊間さんから、法的知識についての講義をしていただきました。

この講義では、アナウンサーとして

“ニュースを「法律の根拠条文」と照らし合わせながら読み解くこと”

の大切さを教えていただきました。

アナウンサーとして「このニュースはどの法律が問題になっているのか」といったことを常に考え調べることで、原稿を読んだだけでは見えてこなかった部分が浮き彫りになります。根拠条文を調べてニュースの本質を理解すれば、自ずとリポートにも説得力が出てきますね。

常に報道機関の一員である意識を忘れずにニュースと向き合いたいと思います!

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(最近のニュースについて、根拠条文を挙げて解説してくださる菊間さん)

2限目:藤村アナウンサー

食リポについて教えていただきました!

この講義では、それぞれが持参した昼食を1人ずつ食リポするという内容でした。

テレビでよく見かける食リポですが、実際にやってみるととても難しいんです!

ただ「おいしい」ことを伝えるだけでも、「味わい深い」「まろやか」「あっさりした」「香ばしい」など、たくさんの表現がある中でベストなものを選ばなければなりません。

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(藤村アナと、タコスを食リポする渡邊アナ)

“見ている人においしさを共感してもらうには、どういった言葉のチョイスが適切か?”

といったことを考えながら、瞬時に、端的に表現する必要があります。

見た目、香り、味、触感…それぞれ的確な表現をし、視聴者の皆様に「食べてみたい!」と思っていただけるような食リポができるよう、精進いたします!

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(瞬時においしさを表現するのは難しいですね…)

3限目:川野アナウンサー

ナレーションに挑戦しました。

アニメやドラマの紹介映像に声をあてるのですが、内容に合わせて元気いっぱいに読んだり、シリアスな雰囲気を出しつつ読んだり、様々な工夫をしなければなりません。

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(川野アナと、ナレーションに挑戦する渡邊アナ)

さらに映像を見ながら「30秒〜42秒でこの文章を読む」など、喋る内容を毎回決められた時間内に納めなければいけません(これを尺管理と呼びます)!

この尺管理がとても難しく、時間を気にしていると表現がおろそかになり、喋る内容に集中していると時間をオーバーしてしまう…

といった感じで、まだまだ練習が必要だと4人で反省会を行いました。

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(中西アナのナレーションは抜群に上手でした。)

今日の研修日誌は以上になります。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

新人研修もラスト1週間となりましたが、気を緩めることなく頑張ります!