いよいよ中国の税関で出国手続き。
朝8時すぎからパスポートを持って列に並びますが、、、
全く進みません。
横には、学生と見られる北朝鮮の若い男女の集団が黒いスーツを着て並んでいました。
手には、買ったばかりと見られる布団をぶら下げていて、楽しげにお話し。
家族にお土産の布団かな、なんてスタッフと話しながら、1時間程待ってようやく我々の番。
出国審査の担当者にパスポートを渡すも、
何故北朝鮮に行くのか?
どうして陸路で?
などなど、質問を投げかけられます。
丁寧に説明すること2時間。
荷物のチェックも終え、いよいよ中朝境界へ。
奥に見える白い建物が北朝鮮の税関。
建物の左には、北朝鮮の旗が掲げられています。
この中国と北朝鮮をつなぐ橋を、バスで渡るのです。
橋のちょうど真ん中辺りには、銀色の橋の継ぎ目があり、そこを越えると北朝鮮。
かなりのスピードを出すバスで継ぎ目をあっけなく越えると、橋の途中に北朝鮮側の小さな小屋が見えてきました。
軍服を着た若い青年が立っていて、パスポートを提出するよう言われます。
ピリッとした空気。
ところが、、、
この先の白い建物での税関の手続きは、11時半で閉まっているから午後に出直してくれとのこと。
時計を見ると、11時32分。
中国の出国手続きに思いの外時間がかかり、2分遅れていました。
なんと中国の税関に戻り、午後に再チャレンジを試みることになりました。