今日のとくダネ!でご紹介させて頂いた、浦上秀樹さんの作品、こちらは↓『福』。
筋肉が減少する難病にかかり、首から上の筋肉しか動かせない浦上さんは、口で筆をくわえながら創作を続けている。
やわらかな筆使いの、とてもあたたかな文字。
よ〜く見てみると…
ひらがなで構成されているのが分かる。
…みつかるかな?
ふ、つ、う、の、こ、と
ふつうのこと。
文字の温かさを味わって、ひらがなを見つけるワクワクを味わって、最後にひらがなに込められた意味を合わせて味わう。
福…ふつうのこと。
私は『足るを知ることが、幸せのもと』と教えてくれた祖母を思い出した。
浦上さんの『こころMoji』の作品展が、銀座・伊東屋で29日(日)まで開かれているそうです。