元気な76歳の母が、腰を圧迫骨折。
背もたれのない椅子に腰掛けながら、背もたれがあると勘違いして椅子から落ちたのがきっかけです。
以来、ここのところ、家族の団結が強まっていました。
太陽のような明るいひとが具合悪くて安静にしていると、家庭の灯火が消えたようで。
母に手を貸す父の足下もおぼつかない。
父は10年余前に両足骨折して以来、より歩きにくそうです。
掃除しといたよー、洗い物ここに置くねー等、いろいろ声をかけますが、毎度、
えー?なんてー?と返事がくる。
気づくとテレビのボリュームも大きい。
耳もね、だいぶ遠くはなるわけです。
、、、こうして、エイジングしていくのだなと思います。
幸いなのは、子らが親切になることかしら。
また、寂しくもあるけど、母の生粋の前向きな気丈さにも救われる。
骨密度を測ったら随分元気で、骨密度の薬は飲まなくてよかったわ、それに、あー、頭を打たなくてよかったわよー。
前向きな気持ちが、何よりのエイジングとの付き合い方だなと学んでおります。