今日の「報道プライムサンデー」で、どうやって虐待死を防いでいくか、解説に来てくださった山脇由貴子さんの話を聞き、著者を拝読し、番組が終わってからもお話を伺いながらつくづく感じたのは、
心がないがしろにされているということです。
心は目に見えにくい。
見えないものを見るのも、見ようとするのも、またひとの心なのですよね。
そして、心を表に形として出すのがコミュニケーションだと思います。
コミュニケーションってあえて習う場がない。だから、自分の周りが行うコミュニケーションを、それを当たり前だと思って獲得していく。
暴力も、そのひとつ、、、。
ひとにやさしく、と教え教わるのも大切だけれど、何がやさしさなのか、具体的な行動を見て学んでいくのだと思います。
誰しも初めて親になる。リハーサルはなく、いきなりの本番の連続。
事前に、沐浴や、抱き方や身体のお世話は習ったけれど、自分の人格がどう子どもに影響を及ぼすか、心についても学ぶ場があればいいのにな。
完璧なコミュニケーションも、完璧な親もないし、言いすぎたり、イライラしたり、その感情をぶつけたり、、、で自己嫌悪に陥ることがあります。
でも、どうやったらもっと伝わるのか、同じ失敗は繰り返さないことは学びたい、、と、日々思っています。
知ることと行動することは別。
ただ、知ることで行動の選択が増えますものね。
虐待のニュース、正直、つらすぎて目を逸らしたくなります。
気の毒な、、、無念な、、。という気持ちを社会の大人として、何ができるのか、につなげていきたいです。