今週夏休みをいただいております。
いつもより、少し緩めて有り難やと思うやいなや、自身久しぶりの体調不良で病院へ。
お盆やすみだ、どうしよう、、、の前に、今日は山の日という祝日なのですね。忘れておりました。
3年前の夏休みはオットが突如外国で緊急手術&入院。
昨年は娘が緊急入院。
いろいろ乗り越えたなぁ、とふと救急外来の受付で感慨に耽る始末、、、。
そして、いざという時に診て下さる場所があるのが本当にありがたいと痛感します。
祝日の救急も、赤ちゃんからご高齢の方まで、混んでいます。
医療の仕事は、それだけ重責だし労働環境も過酷だろうなぁと改めて思う。
先日来、入試の入り口時点で、出産や育児で休職や離職しやすい女性を制限しているという現実があることを知りました。
憤りや悲しみがいろいろと湧きあがったあと、、、、だからまずは数を制限するのではなくて、女性の数が増え、やっていけるという働き方を実践していかない限りは、認識は変わらないのだと思います。
わたしも2度休職しました。
その間に、随分と環境は変わってきました。以前は、子どもの体調や行事を理由に休んだり、遅刻早退せざるを得ないとき、ごめんなさいごめんなさい、、、、という気持ちでいっぱいでした。
今ももちろんふんぞり返るつもりは毛頭ないけど、アナウンス室の女性の3分の1くらいは育児中なので、お互いさまで事情が理解し合え、シフト変更など、助け合える環境になりました。
数が増えて復職するのが当たり前になったからこそ、、、だと思います。
もちろん、権利を主張する前に、職責は果たそうと思い合えてるからだというのも、大きいかもしれません。
そして、いまは単身の後輩たちやこれから母になる後輩たちのために、もっと先の目標としては娘たちが大きくなる頃に、女性にもっと働きやすい環境を作っていきたいというのが、組織の中に居続けている理由のひとつでもあります。
そして、もっと「言えない」思いをしているのは、実は男性だとも思うのです。
保育園の日常のお迎え、熱での呼び出し、、、
母は言えるけど父はもっと言いにくいでしょうし、育児に限らず、介護やその他の事由のものは、さらに言いにくいのだろうと思います。
休職する女性は、お子さんいて大変だねという目で見られるけれど、働き続けている人にどんな事情があるのか、聞くまでわからないことも多々。
誰かが休む間は、誰かがその負担を負うわけで、お互いさまで恩を送っていけたらいいですよね。
気持ちの面でも、制度の面でも。
そんなことを考えながら、診察してくれた若い医師に、お休みの日にありがとうございますと一言添えたらよかったなー、普通にありがとうございますと後にしてしまったな、、、。