わたしのブログにしては、今回写真多いですっ。
週始めの岩手出張。
目的は、岩手でのあなせんです。
日本中の子どもたちが、コミュニケーションが得意だと自信がもてるように、応援をしたい。
その夢の第一歩。フジテレビ放送エリアを飛び出し、岩手めんこいテレビとコラボさせていただきました。その模様は、後日CSR・あなせんのHPでご紹介します。
その前に、311の地震の復興支援を続けているNPO「SAVE IWATE」を訪れました。
岩手の名産のくるみを有効に活用したいと、ひとつひとつ丁寧に手作業で割ったくるみの現品や、樹皮で作ったカゴバッグ、ソフトクリーム、お酒などを被災された方の力を借りて新しく生み出し、提供しています。
それは、あくまで支援の一例。
モノを届ける支援の時期はとうに過ぎ、いまは被災して沿岸部から盛岡市内に居を移した人たちのコミュニティをどう保ち続けるか、あるいは、支援に頼らなくても生活が成り立つよう、新たな事業支援に移ってきています。
どこまで支援者が手や口を差し出すのか。
どこまで被災された方々に任せ切るか。
そのバランスが、日々難しい課題なのだと、写真・私横の千葉さんが教えてくださいました。
もう一度自立再建していくために、前者のバランスをいかに小さくしていくか。
千葉さんからお話を伺う中で、被災地だからこその課題も、もちろんある。さらには、そこに住み続けていけるだけの仕事が少ないという、日本の多くの地方が抱える課題も切実なのだと知りました。
東京から新幹線でたった2時間余りなのに、景色も空気も変われば、起きていることも違うのですよね。
2020の東京オリンピック・パラリンピックが、東京だけでなく、日本の地方のユニークネスも発信できる機会になるよう、考えていく必要があるなぁと改めて思い知る時間でした。