好きだと思うことは、たぶん、やる必要もなければ、義務でもないし、それをやる目的が明確なわけでもないのだけれど、
自然とやってしまうこと、なのだろうと思います。
いまの私にとっては、少しだけど走ること、こうやって何かを言葉にすること、何かを学ぶことなのだなぁと思います。
人と会ってても、ブログ書いてても、なんだか、おしゃべりのようで楽しい。
そして、机に向かってひたすら暗記みたいな勉強はもうまったくやりたくないけど、新しい本を読み始めたり、知らないことを知ったり、教えていただいたり、その瞬間が、うわぁー、そうなのかぁーと、心地よい刺激です。
と、ここからは仕事の話なので、単なるおしゃべりとは全く違うのですが、好きだなぁ、、、の感覚は共通します。
10月から担当している「新報道2001」は、打ち合わせから本番まで、放送界の生きる歴史・須田大先輩から、毎回、歴史的事象の取材秘話からアナウンサーとしてのあり方まで、学ばせていただくことだらけなのでした。
復職してわけのわからなかった混迷の2010年、私の話をじっと聞いてくたさり、「目の前のことに目標が持てなくなったら、叶うかどうかなんて考えなくていいから、遠い遠いところに、大志を描くといいよ、あ、これは以前取材で聞いてなるほどなと思った話なんだよね、」と、最後の一言の照れのようなものが、なんとも須田さんらしいのですが、
もうちょっとやってみようと諦めずにいられたのは、あの一言のおかげなのです。
後にコーチングを勉強してたときにも、なんの制約もなかったら、、、どうなりたい?本当は、、、どうしたいの?という、小さな枠から出て心の声を聞く質問を習いました。「あ、あのときの『大志だよ』だなぁ」と一気に点と点が線になり、忘れ得ぬ一言になったのでした。
週に数回、須田さんや熟練スタッフの方々と会議をする2001。会議、打ち合わせというと無味乾燥な響きですが、生産的おしゃべり、だと思うと、とことん好きな時間なのです。笑