2018年には東京で、2019年には大阪で、フェルメールの展覧会が開かれるのです。
なんてうれしいビッグニュース!
フェルメールというと、「真珠の耳飾りの少女」が有名で、初めて東京の美術展で何重もの人越しに実物に対峙したとき、
その耳飾りの光沢や、肌の艶感に吸い寄せられそうになりました。
今回、なんと生涯35作品とも言われる寡作のフェルメールの中で、東京には8作品がやってきます。初来日のものももちろん!
そして、大阪は大阪にしか来ない作品もあるそうで、まだ所蔵者との最終交渉段階ゆえ、今日の記者発表会の司会担当のわたしも、展覧会の全貌は未知のまま。
消えゆくモノより、こころに栄養を、と思うようになって久しいですが、さらに困ったことに自分自身の体験すら、記憶が薄まってゆく昨今、、、笑、でも、深い感動とともに過ごした時間は、襞になっていく気がします。
あぁ、いいなぁ。うれしいなぁ。と刺激から得られるこころの襞が、ミルフィーユ状になっていくのを目指していきたいです。
写真は、日本側監修の、千足伸行先生と。
記者発表会では、短時間で凝縮してフェルメール作品のみどころを解説してくださいましたが、1枚1枚、時空を越えて語ってくださる勢いでした。
余すところなく、聞いてみたいなぁ。