これまでけっこう頻度高くブログを更新していたせいか、
最近あまり書いてないけど元気?と遠方の友が心配をしてくれていたようで。
元気です。元気ですが、暑くてこたえます。
東京は、今日で18日連続真夏日。朝走ってもグダグダのドデドデです。
このブログは誰のために書いているのか?と問われると、もちろん読んでくださっている方がいてこそなのですが、内容は日常雑記、わたしのひとり言にお付き合いいただいて申し訳ないような、、、。
とはいえ、人の目に触れるので殴り書きのメモよりは、必然的に言葉は丁寧に選びます。
最近書いてなかったからか、こころを掴まれるニュースや出来事の記憶がどんどん薄くなっていくのに我ながら驚きます。
のっぺりとした日常が続いていってしまう。
やはり、言葉にする、ならなくてもしてみるって、わたしには大切なんだなーと気づき直す次第。
アウトプットするから、またこころの器に入ってくるスペースが出てくるんですね。
他界された日野原重明さん、15年ほど前にインタビューさせていただきました。
よくエピソードとして語られる、ホスピスに目覚めるきっかけとなった若い患者さんとの出会い。
がんばれと励ましてきたことへの悔い、ただただ寄り添うのだとご自身の使命に導かれるお話を、それまでにも何度となく話してこられただろうに、
まだまだ新米のわたしにも心をこめて話してくださったんですよね。
時折うっすら目に光るものがありました。
わたしは、未熟すぎてその重みを受け止めきれなかったけれど、、、。忘れられない姿です。
年々精力的に、いのちを全うされているお姿を遠くからしか存じ上げませんが、
悔いをなかったことにせず、だからこそ前に進む力に変えてこられたあり方。
穏やかな笑顔の中にも揺るぎない信念が溢れ出すひとときを思いだすと、わたしもいつか、わたしなりの小さな世界でそういう人になりたいと、よぎるのでした。