中学の恩師が訪ねに来てくださいます。
神戸から、修学旅行の生徒さんを連れて。
以前にも一度同じように来てくださり、もう10年ぶりくらいになるのかしら。
伺うと、今年で退官なのだそうです。
当時も、新米ではないものの比較的若い先生だとは知ってはいましたが、、、あの生意気ざかりな思春期のわたしたちを指導していた頃、先生もまだ30歳くらいだったのですね、、、。
クラスの中であったいざこざや、進路相談を抱え、若さを理由にはできない責任ある仕事だなぁ、、、とつくづく思います。
などと書いていると、一気に記憶が蘇りますね。饒舌というより、言葉少ないのに熱さの伝わる先生が黒板に何か書いていらした光景、3年3組の離れの教室。
仕事をもつ、家庭をもつ、両方やり続けると漠然と決意したのは、ちょうど3年生のときでした。
あれから多くの大人に会っては、一期一会のことも常だけれど、出会った先生だけは、記憶に残り続ける特別な人たちです。
再会できて、うれしい。そして妙に緊張する。
どんな時間になりますやら。