仕事の中でもインタビューが好きなのと同じく、本でも、対談集の類は好きです。
話し言葉は読みやすく、また相手がいるからこそ引き出し合う内容は興味深く。
文章の名手といわれるお二人による、書き方の本をなんとなく手にしたら、、、。
文章の構成の仕方、言葉を磨くためにどんな教養を身につけるか、日々どんな練習をし、いつか使いたい言葉のメモ帳をどう作っているか、
惜しげなく披露してくださっている内容の濃さに、一気に読了しました。
お二人の言葉への向き合いの真摯さと、たゆまぬ努力に、たじろぎましたね。
大ベテランのフロントランナーが、地道に言葉の表現を磨き続けているのか、、、。
恐れ入ります。
その中でも出てくる趣旨にもあるのですが、書く練習も筋トレと一緒というのがあります。負荷かけて意識して使う、その反復。
文章に限らず、話すことでもスポーツでもなんでも、何かを習得するための極意は特別ではなく、一緒だなぁと思うのです。
つみかさね。
あぁ、どうして若い頃に気づかなかったのよ、という悔いから、今日の新人研修でも、
悔いから学んだ、もっと積み重ねておけばよかったことを、暑苦しく語ってしまいました。
そして、わたしも遅くないわ。