日本人の子どもの自己肯定感が低いという統計をしばしば目にします。
もしかしたら、大人も低いかも。
要因は様々でしょうが、言葉によるものも大きいと思います。
謙遜こそが美徳として刷り込まれていますし、愚息なんて言葉もありますもんね。身内ほど身内に厳しいので、自分てどうせこんなもんと低く見積もる習慣になってしまうのかも。
母同士集まっても、目の前で子どもを褒める光景、あまり見ません。むしろ、こんなヒドイという我が子の自虐ネタが多いのかも。
わたしは、なるたけそれをしないようにしています。子ども、聞いていないようで聞いてるから。
英語で、l'm proud of you なんて親が子に話しているのを聞くと、ステキだなと思います。
言われたらうれしい。言う方は、もっとうれしい。
産まれてから、いつもなるたけ、大好きだとか、宝物だとか、とにかく大切なのだと口にして耕してきましたが、
きのう寝るときに、
ほんとありがとねー、こんなステキな子たちのママになれるなんてラッキーだな、信じられないなと言うと、神妙な顔をしながら、
でもさ、信じられないことが時々起こるのが人生だよね、と7歳の息子に返されました。
人生語るの100万年早いわとツッコミを入れたくなりましたが、奥歯で笑いを噛み殺して、静かに目を閉じました。
そう、だからおもしろいんだよねと。
特に何を成し遂げたわけでも、何があったわけでもないです。でも、それぞれに、それぞれの場所で、元気に1日過ごせただけで、すごいなーと思うのです。
お腹の中にいた頃は、最初米粒みたいだった小さないのちなのにね。