まもなく子どもたちのピアノの発表会。
なかなかすてきな教室で、座学より何より、初めてのときから本物のピアノを触らせてくださる方針に惚れ込みました。
わたしも長くピアノをやっていましたが、基礎練ばかりの記憶は修行のようで、自信もって弾ける曲も思い当たらない、、、。
子どもたちは、うまいへたに関わらず、演奏が楽しめるようになったらいいなと願っております。
それゆえ、その教室は発表会も親子連弾が多いのです。楽しんで弾けるように。中にはおばあちゃまとお孫さんという組み合わせもいらっしゃいます。
もちろん、わたしも参加したい!と娘と連弾することにしました。
子犬のような息子は、以前喜んで連弾で出てくれましたが、
猫のような娘は、気分次第。
ママと一緒に練習するぅと寄ってくる日もあれば、ひとりでできるからと突っぱねられる日もある。
とはいえ、小さな手を目一杯広げてポツポツながら弾くメロディにベースをつけるのは、毎度じんとします。
終わるとニコっと満面の笑みでハイタッチしてくる様子を見ていると、何かひとつのことを共に創るのは、どんなに小さなことでもうれしいものなんだなぁと思うのです。
しかし、初めて2人で練習した日。
背後で目頭を押さえている人がいました。ばぁばです。
いつかわたしもその境地がわかる日がくるのかしら、、、。