昨日は、阪神淡路大震災から22年。
テレビや新聞等で、その当日や、その日近くに産まれた赤ちゃんたちが成人し、自分のいのちの意味を語る姿を見ました。
当時のことは覚えていない。でも、こんな寒い時期に、人が助け合えてた、誰かが守ってくれたから自分が生きている。そんな誰かがいなかったら、、、自分はいま、ここにいなかったかもしれない。
記憶はないけど、伝えていけることがある。
異口同音に語られる言葉に、自分の中の何かが呼び起こされます。
大切な日なのに、自分が体調を崩してしまったせいか、ちょっとしたことでどーんと不機嫌さが噴出してしまった昨夜。お風呂に入るときにも、誰の面倒も見たくない始末、、、。
息子は察するので、ママ、髪の毛を洗ってあげる!と申し出てくれました。
子どもに気を遣わせるのも、またごめんねと思ってしまうのですが、昨日は、うんお願いする!と託しました。
わたしだって、時々は誰かに甘えたいのです。笑
だいぶ大きく、厚みの増してきた手で、それはそれはテキトーな洗いっぷりでしたが、一応女の人への扱いとして、いたわるように優しさが手から伝わってくるのです。
目は口程にものを言う、といいますが、手からもたくさんのものが伝わる。
抱き、おむつを替え、ごはんを作り、着替えさせ、しっかりつなぎ、、、手でたくさんのことを交わし合ってきたんですものね。
わたしは、本当に仕事している時間が好きなのです。充実感を得やすいから。
送受信したメール、出した書類。未来の予定の打ち合わせ。
日常は、、、達成感とは遠い。日々、やりたいかどうかは別として、生きるためにごはんを作り、洗濯をし、掃除を続けてる。
まさに手仕事だらけ。
うぅ、、、となりますが、自分が作ったハンバーグやオムライスの先に、何かをしてもらった記憶が子らに残り、いつかそれを誰かに返していってくれたら、、、時々は、わたしにも返してねとよこしまな気分でいたら、笑、、、、今日もこころ整えて過ごせました。
今日はなに作ろう?とあたまを悩ませるのも幸せなことですね。
生きてる証拠。