子どもに本を読んであげるのはいいとはよく聞きますし、実際なるたけ読んであげるものの、親が読ませたいものと、子らが読んでほしいものは必ずしも一致せず、なおざりになる日もあるわけです。笑
よこしまな母としては、子どもに読み聞かせするときも、自分の滑舌や発声練習がわりに、超スピードで読んだり、高低差をすごくつけて読んでみたりすることもあるのですが、笑
そういうときは、子どもも退屈そう。
正直です。
しかし、お母さんたちって自分が読んでもらうことはなかなかないですよね。
先日、小学校での読み聞かせボランティアの打ち合わせがありました。
先輩おかあさまがボランティアを担当するおかあさま向けに読んでくださったのですが、
うっかりまた、落涙しそうでした。
ほっんと、涙腺どうにかしたい。
オトナたちの場なので、ぐぐっと、こらえました。
人の声で未知なる物語を読んでもらう。
なにかですね、次はどうなるの?とか、それはダメぇ、とか、あぁよかったぁ、とか、物語とともにワクワクドキドキするんですよね。
あまりに久しぶりな感覚と時間の流れ方。
耳から聴く物語は、声の温度をともなって、より、聴き手の心が動くんだなぁ、、、と実感しました。
そして、なにより“あなたのために読みたい”があって初めて届くんだなあという原点を確認した次第です。教わりますねぇ、、、。
読み手ばかりを担当するおかあさま方、ぜひ時々、どなたかに読み聞かせてもらってくださいね。
どんな偉大なことをしているか、わかる気がします。