FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

佐々木恭子の行き当たりばったり

未来につなぐ。

2016/08/11 20:17
posted by 佐々木恭子
まだ、オリンピックの感動と興奮の渦中にいて、もう一度投稿。

今朝の『めざましテレビ』『とくダネ!』を観ていたら、内村航平選手のお母様が生出演。

スタジオから、個人2連覇を達成した偉大なる息子さんへの想いを聞かれて、

うちの息子がすごいというよりは、、、どのお子さんにも、それぞれ可能性がある。今日の試合をみて、スポーツをしているお子さんにとって、最後まで諦めずにやりきることが大事だということが伝わればそれでいい、


息子は、、、生きてくれてるだけで十分、


といった趣旨のことを話されていました。


深く、しみました。


さすがは、体操の指導者でいらっしゃるなぁ。

普段から信念としてこころの中心にないと、とっさに出てくる言葉ではないなぁ、と。


僭越すぎて同じ土俵で語るわけではないですが、あなせんしかり、今週、新人・鈴木唯アナと共に行った、横浜・放送ライブラリーでのアナウンサー体験の応援といい、根底には似通ったものが流れていると思います。

アナウンサーが普段心がけている伝える技術は、アナウンサーならずとも、小学生にとっても、普段の発表がもっと自信をもてるものになるはず。

さらには、楽しそうに仕事をしているオトナと会うのは、仕事について考えるきっかけにもなるかなとも思うのです。

テレビ大好きで育ってきたから、娯楽の多いいまの時代に、テレビの魅力が伝わればいいなとも思うし。


目の前のことが、未来につながる大きな流れの一部だと思えると、意味合いも変わりますものね。