FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

佐々木恭子の行き当たりばったり

偉業。

2016/07/28 21:11
posted by 佐々木恭子
今朝のとくダネ・小倉さん。

小川宏さんがこれまで持っていた、情報番組の司会者としての最多登場回数を超え、新たな記録を打ち立てました。

4452回。


離れてみてわかるのですが、
朝早くの同じ時間に、必ずそこにいなくてはいけないというのは、なんだかんだ、無自覚的にであれ、心身ともに重圧がかかっているんですよね。

そんなもん、たいしたことじゃないよーと、小倉さんはおっしゃりそうですが。


まだ26歳だった頃から10年間、本当にあれやこれや教えていただきました。

それでもって、まだわたしは何も体現できていないです。

プレゼンターに原稿はいらない、全てどんな情報も頭に入れて臨むんだ、とか、

世の中の大半が熱狂してるときに冷静に逆の立ち位置から見るバランスの取り方、一石の投じ方、


偏愛というほど趣味豊かに生きることそのものが、仕事になっていくのだとか、


出演者やスタッフや、仲間たちに対する思いやりだとか、、、、。



毎日お会いしているときにも、もちろんその偉大さは知りつつも、

離れてなお、実家のおとーさん、ますます元気だなー、孝行するどころか、まだお世話になってるなーという感覚だったりするのです。


いつか、一人前になったなぁと言ってもらえるまで、この仕事をがんばりたいと思わせてくれる存在だし、

こうなったら、後進たちがまったく近づけもしない記録を、毎日毎日、1日でも長く打ち立て続けてほしいです。

そして、同じ年数走り続けたきたのは、笠井さんも同様。

今日、おふたりを始め、これまで関わってきた人、今現在とくダネに関わっている人たちにお目にかかりましたが、

楽しく温かく、情熱的で、お下劣もなんでもどんとこい!の素敵なオトナたちが集っている雰囲気は、変わらなくて、泣けちゃいましたねぇ、、、。


既に小倉さんは新たな目標を掲げていらっしゃるようだし、、、あの番組の空気を味わうアナウンス室の後輩たちが、これからもますます増えていきますようにと思う次第です。

そのとき楽しいなりにも大変なことって、あとで全て笑い話で、一瞬で距離が縮まる繋ぎ目になるんだな、って実感すること、多いですものね。