ことばを奪われるようなことが起きました。
バングラデシュ、ダッカでの立てこもり。
バングラデシュの発展に寄与していた志高き方々だけに、なおさら、やるせないものがあります。
今日もニュースの中で、被害に遭われた方の身近な方々が、
身の危険があるのは承知のうえで、だからこそ発展途上国に関わることに使命を感じていた、それを誇りに感じているようだった、とインタビューで答えておられました。
それを語る方も、突然に、非情なかたちで大事な人を奪われ、混乱や、無念や、悲しみにくれる気持ちでいっぱいな中にも、被害に遭われた方の生き方を誇りに思っているのがよく伝わってきました。
世界各国でテロが起きる背景は一律ではないものの、それぞれの社会の中にいる不満分子が、イスラム国が発するメッセージに呼応する、乗っかるように惨事が繰り返されることに、何をどう恐れていいのかわかないほど、恐ろしく感じます。
どこでも起き得るっていうのが、現実になってきて。
産まれた瞬間からモンスターなわけではなく、不満分子もそれぞれの社会の中から生み出されていくわけですものね、、、。
スタジオで専門家の保坂氏が、屈して撤退するのではなく、バングラデシュにも支援を続けることが大事だとおっしゃっていました。
犠牲になった方の志が継がれていってほしいと切に思います。