FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

佐々木恭子の行き当たりばったり

福島にて。

2016/06/29 18:40
posted by 佐々木恭子











今日は、福島ふたば未来学園にて、あなせん特別版で高校生にインタビューの授業を行いました。


昨年、アナウンス室に研修に来てくださった平田オリザさんのご縁です。

高校生たちが、ふるさと福島の未来に向けて課題を考え、それをオリザさん指導のもと、演劇にするという授業が、年間通して行われています。

そのなかで、演劇を創っていくうえで、取り上げる当事者の現状や課題、想いなど、人物造形をすべく、深いヒアリング力が必要。ということで、わたしたちにミッションをくださったのでした。


写真は左から、西山先輩。福島テレビの松永・豊嶋アナ。そしてわたし。最近、筋トレしてるのに、二の腕がプヨプヨだな、、、。さておき。


東京で暮らすわたしたちが、勝手にイメージする、福島の高校生“とは別の姿がありました。
彼らはいたって、どこでも変わらぬ高校生たる姿があり、部活に悩み、恋バナに花咲かせ、進路を迷い、テストに一喜一憂し。


だからこそ、ふるさと・福島の課題を大人たちにインタビューするなかで、日常を過ごすふるさとに対して気づくことも多くあるのだろうと推察します。


なかなかシャイなお年頃ではあるものの、2時間の授業を終えてから、

まぶしい笑顔で、


今後、インタビューに行くことが楽しみになりました!

とか、

僕は普段目を見て話を聞けない、でも、今日、話してくれている相手の目を見ると相手の気持ちがわかるんだって発見しました!

とか、


自分が悩んでいることも、相手が真剣に聞いてくれたから、心がリラックスした!

とか、


たくさん受け取ってくれたようでした。



どれだけお役に立てたかはわからないけれど、人と出会って話を聞けることで、どんな宝を受け取るか、重く抱えた荷物を少しでも一緒に持てるか、

体感してくれると信じてます。


最後に、生徒さんが授業で作ったというメロンパンとクリームパン、


極上の美味しさでした。

今日も、ありがとうございました。