FUJI TELEVISION Announcer's Magazine アナマガ

佐々木恭子の行き当たりばったり

格上げ、、、と、思いきや。

2016/06/29 09:27
posted by 佐々木恭子


今日、娘を送りがてら、ママはいろいろうっかりしてるから、あなたに頼むわぁ、などと責任放棄する会話をしていたら、笑


ママはねぇ、よくせんたくするひとだよね、とのこと。

よく、あらって、ほして、たたんでる。


すかさずわたし、いやぁん、そうなのそうなのー、よく見てくれてるわねぇ、と握る手に力を入れました。

以前は、ばぁばはせっせとはたらいて、ママはねてるよね、とまさかの指摘で、

「あなたが寝てる間にどれだけの用事をこなしてると思う?起きてる間はなるたけ遊ぼうと思って、、、」と

大人気なく、一気に言いそうになるのを抑えて、ありゃ、そう見えるー?と大笑いしてみたのでした。


いやしかし、毎日、靴下やシャツや下着にいたるまで、

泥んこ、、を超えて泥と化しています。

お風呂に入りながら、ごしごし手で下洗いするので、ママといえば、イコール洗濯なのかもしれません。


無償の愛だとかなんだとかいいますが、なんでしょう、この、ちょっとでも理解してくれてると思うだけで、とても報われる気がするのは。


もし、これを読んでくださる方の中には、まだお子さんがベビーで、なんだかふと涙ぐむ瞬間があるほど、お疲れの方もいるかもしれません。
わたしも、毎日白々と夜が明けてくると、気が遠くなるような想いがしました。また、1日が始まるのかぁ、、、。

睡眠不足なところで、身体も疲れ、全く自分のペースがひっくり返される生活に、これが永遠に続くように感じたり。


理不尽に感情的になって、それでまた自己嫌悪に陥ったり。

そんな時期もありながら、子どもたちが言葉を話すようになると、全く完璧でない母を何万回も許してくれながら、耕してきた根っこにある愛情を、言葉で返してくれるようになる気がします。


しかし、朝の会話の最後。

ママみたいにテレビでおしゃべりするしごとはいやだなー、おうたがいいなぁー、と言って去っていきましたけどね、、、笑。