今朝は、『空色のおくりもの』ナレーション録音でした。
元後輩、中野美奈子ちゃんがナビゲーターを務める、シンガポールのみどころと、とっておき情報を紹介する、ゆったりと美しい番組です。
今日で録音も3回目。
これまでも、もう少し品よく、ゆったり、やわらかく読めますかとリクエストがありました。
品、、は難しいとして、笑
やわらかく、は、???うーん、どうしよ??でした。
もともと、喋りがシャープではないので、どちらかと言えば柔らかめなはずなのですが、もっともっと?
試行錯誤。
そして、こう読んでほしいと確固たる要求があるのは、とてもありがたいことなのです。
ボイストレーニングで教えてもらった、先生・中西健太郎さんの教えを実践。
マイクに声がのる、のらないは、声量ではないです、響きです。
ナレーションは、なんとなく読むのではなく、誰に向かって届けるのか、対象を決めて、マイクに意識をフォーカスしてください、と。
ついつい、ちゃんと声を出そう、ちゃんと口を開けようとする職業病なのですよね。
画面にいるみなちゃんを見ながら、仲良しの友人たちに、一緒にいこうよ、ぜひ!的な気分で、ゆったりおしゃべりする気分で読んでみました。
あ、いや、普段もものすごい勢いでしゃべりまくるので、ゆったりおしゃべりしてないんですけどね。笑
声量も、気にせず。
とにかく、マイクとおしゃべりすることに集中してみたら、、、
一瞬、あぁ、映像とようやく合ってきた!と思える瞬間がありました。
器用で天才肌の人たちは、感覚でなんでもいけるのでしょうが、
まったくそうではない私は、学んで試して修正して、の繰り返しあるのみですねぇ、、、汗。
21年経って何をいまさらですが、
もう、自分だけの階段を上っていく楽しさがあります。
(若いころは、たくさんの雑念に心が乱れてましたので、、、。)
しかし、その階段のゴールは、いまだ見えないですが、、、。笑
一歩ずつ、ですね。