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佐々木恭子の行き当たりばったり

たびだち。

2016/03/19 11:17
posted by 佐々木恭子
先日、息子の幼稚園の卒園式がありました。

旅立ちの季節ですよね。

保育園や幼稚園の卒園、学校の卒業、など、日本中で感動のストーリーが生まれていることでしょう。



いやはや。

幼稚園の卒園式、もう園児が入場するだけで涙、元気のいい返事で涙、歌声に涙、お母さま代表のご挨拶では号泣、、、と、


もう完全に涙腺崩壊です。

自分の涙で溺れるかと思いました。笑






小さい手を握ってくぐった門や、泥んこになっての組体操、けんかもたくさんしたし、次の日にはケロっとまた組み合って遊んで。

様々なことがありありと蘇って。

お世話になった先生やお友達や、お母さま方を見ていると、
我が子に限らず、みんな大きく立派になって、と

同じ時間を過ごせたことに、大切な意味を受け取っています。

わたしも、お弁当よくがんばった!
だいぶテキトーだったけど。忘れずもたせただけで、自分を褒めたいです。

普段、キィキィしてしまうことも多々ありますが、それとは比にならないしあわせをもらってるな、と

子どもたちのたくましい姿を見ていると、

また思い出して胸が熱くなります。

そして、愛がそこここに、目の前にたくさんある!と実感できる景色は、濃く記憶していたいのです。

子どもたちにとっては、これからの未来で出会うものの大きさに、おそらく6歳の旅立ちのことは、いつか、うっすらとしたカゲロウのようなものでしかなくなる。

親たちには、少しずつ手が離れていくにつれて、ちょうど今くらいの時期の、子どもに振り回され、感情的にもなる未熟な自分に出会う頃の記憶は、格段に濃いからこそ、何度も何度もこれからも反芻する景色なのかもしれないです。


終わってから、会社での収録に向かいましたが、目が腫れてた気がする。
そして、いまだに頭痛もする。



泣くのも体力いりますね。

たまには、いっか。

ごほうびのような涙もね。