今日は、CSRの活動で、福島の安達東高校へ。
70名超の1年生に、仕事とはなんぞや?のキャリア教育です。
以前にも書きましたが、
わたしなぞがお役に立てるだろうか?と葛藤はあります。
でも、そこを越えて伝えたいという気持ちが勝ります。
夢なんてわからなかったけど、目の前のことをがむしゃらに積み重ねていくなかで、仕事を好きだと思えるいまがあること。そう思えることが、幸せなこと。
今日出会った高校1年生のなかにも、すでに
介護福祉士、保育士、陸上自衛官など、なりたい仕事が明確な人もいれば、
夢をもつことが夢、と正直に語ってくれた人もいました。
わかる。そのきもち。
わたしも、出会えてなかったから。
そこで、きっと未来を創っていく原動力になる、『好き』の種を生徒 のみんなにも向き合ってもらいました。
黒板に、たくさん種が記されましたよ。
絶対にあるはずと信じて聞けば、みんな、、、あるんです。
福島テレビ・入社3年目のアナウンサー、鈴木さんは、中学時代にすでにクラスの前でアナウンサーになりたいと宣言した人。
わたしは、さまよいながら、ようやく見つけていったタイプ。
どちらが正解というのでもなく、同じ仕事とはいえ、プロセスは違いながらも、仕事いいよね、と分かち合える何かがあることがうれしい。
そして、場に立ち会ってくれているクラスの担任の先生方も、支援されている福島大学の先生方も、フジテレビのCSRの先輩方も、
ひとりひとりに大事な種があって、耕しながら、楽しく仕事するオトナとして、
一堂に介している。
もちろん、すぐに芽が出せる環境ばかりに恵まれなくとも、大事に育ててきた何か。
わたしは、伝え手なので、もちろん話すわけですが、
ひとりひとりに、その人にしかできない役割があるなと思います。
社会にお返しできる何か。
次を担う高校生たちに、伝えたかったことのほんのひとカケラでも、何か残ってくれたらいいなと願っています。