きのうは、めちゃイケ!の声でおなじみ、木村匡也さんが、わたしたちにナレーションを教えに来てくださいました。
ナレーションは、映像を説明する言葉。
否!
『VTRに魂を入れる』仕事。
ナレーションのスキルはもちろんのこと、ご自身の仕事を語る圧倒的な熱量に、もう、一言も漏らすまいと、放心状態で聴きました。
伝える、ではなく、訴える。
日常の様々な体験、美味しいとか、ああ、いいなぁ、とか、そういった場面でどんな声で表現しているか、記憶していくそうです。
そして、再現する。
もうずいぶん前に、渡辺謙さんにインタビューしたときには、
あ、こういうときこんなふうに感じるんだ、と、場面の感情を記憶していくとおっしゃっていたのを覚えています。だから、すべての経験は無駄ではない、と。
そう考えると、生きる張り合いが変わりますね、、、。
プロ中のプロの情熱に圧倒されますが、
でも、表現の仕事であってもなくても、活かせる気がします。
同じ言葉でも、この人がありがとうって言ってくれると、なぜかうれしいのが倍増する、
あるいは、褒めてくれているような気がするのに、疑いたくなる、、、とか、
日常のコミュニケーションで、
様々な感情をやりとりしていますものね。
自分にとってうれしくなるような言い方、声、抑揚、
どんどんマネしていってみたいな、と、早速思う次第です。
学ばせてもらえることが、、、ありがたくて、たまりません。