ここ数年、年に1度浪人時代の仲間と集まっています。
わたしは、毎度は行けていないので、行くたびにかなりのご無沙汰なのですが、年々いいものだなぁと感じます。
仕事は違えど、同年代だからこそ共有できる悩みがあったり、子どもの話をしたり、
あとは単に思い出話で笑ったり。
浪人当時は、初めての東京生活に緊張していて、東京の言葉にも慣れず、かなり頑なでしたし、男子校育ちの男子が大多数を占める教室は、居心地がいいものでもなく、笑
ちゃんと話したことがない人がほとんどです。
なのに、若い頃に一時期時間を共にしたことがある人は、どこか何か、どうせバレてるし(笑)、的な安心感があるのです。
携わる仕事はそれぞれですが、共通する感慨。
学生時代は平和だったね、と。
1点でも多くとれば目標が叶う世界は、(当時はもちろんしんどかったけれど)ある意味、わかりやすく、フェアでした。
世界はそんなに単純じゃない。
うまくいかない恋愛もあれば、プレゼンでどきまぎしたり、人を束ねたり、性差ゆえの立ち位置に悩んだり、
いろいろな要素をごちゃ混ぜに書きましたが、
定義することも難しい人間力なるもので成り立っているのですよね。
何が正解か、そもそも何が問いなのかもわからない毎日を生きています。
そんな感慨を持ち合いながら、年月を経て、今また新鮮に話せる人たちがいる。
そして場を作ってくれる名幹事がいてくれることが、とても有り難いですね、、、!
もう一度経験したいか?と聞かれたら即座に首をブンブン横に振りたい浪人生活でしたが、
25年経っていい仲間でいられていることを考えれば、
本当に、どんな経験にも無駄はないのだと確信します。