先日、6歳の娘が自転車“公道デビュー”しました!
これまで練習を重ね、ブレーキングとハンドリングが問題なくできるようになり、
超心配性のパパのOKも遂に出たので、念願のデビューとなりました!
やった。
親のこちらも嬉しさと心配が同居する複雑な心境の中、近くの公園を目指し いざ出発。
交差点ごとにちゃんと止まれるかな。
止まったら左右の確認はしっかりね。
私も自転車なのでスピードを出し過ぎて置き去りにしないように、
振り返り、振り返りしながら走ります。
途中思ってもみなかった
こんなかわいい質問にあいました。
「ママも初めて自転車で道路を走ったとき、
今の私みたいにちょっとドキドキした?」
きゃー!キュンとくる質問〜!
……この質問に答えようとしてハッと気付きました。
私ったら、その劇的な瞬間を
全く覚えていな〜い!!
キャー!不覚!
人として、ひどすぎる〜〜〜!
そんなわけで答えに窮しつつ
「うーん、どこで練習したかとか、誰が練習に立ち会ってくれたかとか、練習で転んだこととかは覚えてるんだけどぉ……初めて道路を走ったときのことは……ごめん!全然覚えてないやー」
それを受け、娘 シ〜ン。
そりゃそうだよねー、焦。
そういう瞬間の気持ちってさ、今思えば一生覚えてたい種類の出来事よねー。泣。
なのに私は…………。
自分のことながら、私という人間に心底ガッカリしました。
だから、せめてもの償い。自分の反省も込めて沢山沢山、同感しておきました。
「そっかー、今ドキドキしてるんだねー。そうだよねーそうだよねー!!でも上手よー」
そんな話をしながら並走したら、楽しそうにとてもニコニコ。
車輪のインチが違うから、私に後れを取りまいと一瞬も休まず
一生懸命こいでいる様子がなんともけなげで、またまたキュン。
残暑の中 風に吹かれ
自分の人間力の低さを思い知らされつつ、
娘の成長を知るという
幸せでちょっと後悔な一時を満喫した
初秋の午後でした。