この所、急に秋めいてきましたが
まだ暑かった2週間ほど前、潮干狩りに行ってきました。
まずは潮の満ち引きから始まり、どんなところにアサリがいるのか、子供たちに生態系や自然の不思議をレクチャー。
熊手で砂を漁る漁る……。
しかしなかなかアサリが出てきません。
上の5歳のお姉ちゃんは辛抱強く続けますが、
2歳の僕りんはものの1分で飽きちゃう(>_<)ゞ
それより、波打ち際に寄せてくる海藻が足にからみ付くのが気持ち悪い様で
「ワカメちゃん、やーだー!!取ってー!」を連発。
ワカメちゃんって。(笑)
サザエさんかい!とタラちゃんの様な息子に突っ込んでおきました。
さて、そこで娘はとてもよい経験をしました。
潮が引いて露わになった波打ち際には、大きな石がゴロゴロ。
その上を平均台のように落ちないようにして遊ぶ“冒険ゲーム”を一人で始めました。
「落ちないでグルッと1周、元の場所に戻って来られるかな〜?」なんて言いながら。
バランス取って楽しそうにしています。
たまに転んで痛い思いもしていましたが、ここから学ぶことの方が大きいと私は見守っておりました。
しかし昔って、石がゴロゴロして雨が降るとすぐぬかるんじゃうようなところがもっと沢山ありましたよね。
でも今では舗装された平らな歩きやすい道路ばかりになっちゃって、なんだか味気ないな。
今回娘を見て、
タダで岩場を提供してくれ、そこで学ぶ課題をくれた“自然”は、生きる上で大切な事を教えてくれる教室だなとつくづく思いました。
都会にいるとわざわざ自然に会いに行かないとそういう体験ができなくなりつつあるので、
積極的にチャンスを作らなきゃと思った休日でした。
娘はあまりアサリがとれなかったので、最終的にはヤドカリが背負ってそうな巻き貝やきれいな色の貝の収集に走っていましたが、
「絵日記に書きたい!」と言うほど何かインパクトがあったのでしょうね。
最後はトンビに見送られ、学ぶことの多かった自然体験でした。